【インドネシア】断食月とSPIEGEL BAR & BISTRO
断食月
明日からイスラム教のラマダンー断食月が始まる
およそ一か月に渡り、太陽が昇っている間は一切の飲食が禁止されるイスラム教独自のドグマだ
それに伴い、今日と明日はHari Suci Nyepi Tahun Baru Saka 1945ー通称”ニュピ”の連休
KOTA LAMAのSPIEGEL BAR & BISTROの外の通りも、いつもとは違って閑散としていて、通りを歩いているのは敬虔なイスラム教徒の女性が2人
全身を覆いつくすブルカではなく、髪の毛だけを隠すジルバブを被ってうつむき加減で足早に通りを横切っていく
先だって在日本大使館からも在日邦人に注意を促すメールが送られてきていた
ラマダンか、と思う
わたしも大多数の日本人とおそらくは同じ仏教徒で、祈るのは帰国時に父の仏壇に線香をあげるのと、先祖へのお墓参り程度
しかしこの国のイスラム教徒たちは、それに加え、神に対して断食という犠牲を捧げる
世界は広いというか、なんというか
そしてラマダン明けは、Hari Raya Idul Fitri 1444 Hijriyahー”断食明けの大祭”で、それに合わせておよそ2週間の帰国休暇が始まる
顔なじみの若い女性店員に追加でビンタンビールで注文し、ラップトップを立ち上げて次回帰国時の予定をスケッチ
前回1月の帰国休暇ではコロナ+インフルエンザ+大雪のカルテット・ビンゴでいわば日本は閉鎖されていて自由に身動きが取れなかったが、今回は大丈夫だろう
今一番会いたいひとたちに会いに行くという、限られた時間しかない一時帰国のメイン・テーマ
帰国までちょうど1か月!!