【鬼滅の刃】猗窩座の足の数珠の意味。和気広虫と和気清麻呂。
猗窩座の足の数珠を考察すると、鬼滅の世界観が広がりました。
まずは蝶屋敷について書きます。
蝶屋敷と和気広虫
蝶屋敷は、鬼によって家族を失った少女や行き場を失った少女を保護していました。
蝶屋敷のような孤児院・治療所・訓練所、このような福祉事業は、聖徳太子の奈良時代からだといわれています。
奈良時代の女官に和気広虫が、日本で初めて孤児院を開いた人物ともいわれ、災害や戦乱で親を失った多くの子どもたちを育てました。
また、利発で慈悲深い正確で孝謙・称徳天皇や桓武天皇からも厚い信頼を受けました。
その生涯、女官としての役割だけではなく、孤児救済や老人保護施設、薬草園などにも多くの力を注ぎ、現代でいう福祉の基礎を作りました。
和気広虫は、70歳で亡くなるまで現役でその役割を全うされました。
しのぶちゃんが「虫の呼吸」なのは和気広虫の虫からかもしれませんね。(^^)
薬草園を受け継いで和気氏は平安時代の典薬寮の長として活躍し、天皇から姓が贈られて、半井の姓に変わり、半井さんは現在も京都で医薬品開発の会社を経営されてます。
しのぶちゃんとカナエ姉さんの両親は薬関係の仕事をしていました。
23巻のアオイちゃんと伊之助の子孫の嘴平青葉は「植物学者」で、青い彼岸花を見つけました。
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