テルマエ展 予習メモ
注意書き
この記事はテルマエ展に行くために見ておいたらいい動画とかまとめてます。
素人が出品される作品を集めたり、関連情報を探してまとめただけの記事です。
なので、間違いが多いことが予想されますし、動画の説明や概要も適当だし、途中で力尽きて動画の感想書いてないとこもあります。
そもそも、著者は別に古代ローマに精通してるわけでもないです。
古代ローマ
テルマエと水道
公衆浴場のおどろくべき世界
公共浴場は社交場としての役割もあった
貴族から平民まで身分を超えた交流があった
哲学者たちはここで議論し合った
暖房システムもしっかりしていて、壁や床下に水蒸気を通すことで冬でも暖かった
カラカラ浴場
カラカラ浴場の遺跡を巡ってる動画
スポーツ場、脱衣所、図書館などもあったそうな
VRで当時の感じを楽しめるみたいで、ぜひやってみたいですねー
何故、西洋人はお風呂に入らなくなったのか
キリスト教が普及しても、みんながお風呂に入らなくなったわけではない
修道士でも「なぜ日に2回も風呂に行くのか?」と聞かれて「日に3回もいけないから」と答えた人がいたので、風呂好きはいたらしい
東ローマ帝国ではテルマエ文化はしばらく続いた
9世紀に入ると、ある浴場は、地下は牢獄、地上は絹織物の工場になってた
皇帝は自前の風呂があったので、市民がテルマエを必要としなくなったなのでは
個人主義になったり、社会と人とのあり方の変化の影響では
テルマエ文化を継承してるのはオスマン帝国のハマムともいえる
オスマン帝国は浴場を公共建築の重要な位置として認めていた
ローマの水道
水道の専門家による解説でとてもわかりやすい
ローマ帝国滅亡後に使われなくなるが900年後に復活させた水道がある
19世紀にも使われるようになったものがあり、ローマの水道として利用
◆水道の割合
公共用:私用:皇帝用=4:4:2
皇帝用は実はテルマエで使用している
皇帝が市民に与えたもので格安だったとのこと
◆水道の勾配
100mで40cmくらいだが、ものによっては100mで2cmというすごいのもある
江戸時代の日本の玉川上水は100mで20cmくらい
フランス/ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)
わずか5年で作られた
アグリッパの命により紀元前19年頃に作られたと言われる
1キロにつき34センチの勾配、水源と都市の間50キロを17メートル
毎日2万リットルの水が流れた
19世紀の中頃に修復
古代ローマの歴史
古代ローマ史(1分)
無から学びたい人はまずはここから
1分でわかるのでらくちん
古代ローマ史(10分)
続テルマエ・ロマエの紹介を兼ねた解説動画
五賢帝時代までを10分程度で解説
小学生でもわかる古代ローマの歴史
どちらかというと共和制時代を中心に
ローマ史の基礎「高校世界史」
1時間程度で全体を紹介
これだけわかれば十分
庶民の日常・娯楽
炭化したパン
古代のレシピを再現してパンを作っている場面あり
小麦を粉にするための石臼は奴隷やロバがひいていた
焼窯は今のピザと同じ仕組み
ポンペイの窯から81枚のパンが見つかる
ワイン酵母を利用
古代ローマの食習慣
貴族は選挙で勝つための人気取りのために庶民に食事を配っていた
貴族に会うためにテルマエをはしごする平民もいた
江戸時代の長屋のように集合住宅に住んでいて狭かったので、食事は外食が多かった
古代ローマの貴族は1日4食の習慣があった
古代ローマのごちそうはめちゃくちゃ贅沢
貴族は毎晩のように宴会をしていて、食べるために吐いたり、奴隷にトイレ持ってこさせて、その場で用を済ませたりと、大変に自堕落だった
古代ローマの劇場
実際の遺跡の動画でわかりやすくてオススメ
劇場ではほぼ毎日エンタメ的な劇が上演された
ギリシャ悲劇的なのはウケなかったらしい
剣闘士
もともと戦士した人のお墓に敵国の人間の血を捧げる習慣があった
それを剣闘士という見世物の形にした
皇帝が人気取りのための興行として開催するようになった
皇帝権力と結びつくようになる
キリスト教が国教化されると表向きには禁止になったが続いた
古代ローマの奴隷
剣闘士以外の奴隷も紹介
ローマは奴隷無しで成立せず、主に戦争で奴隷を獲得していた
奴隷の子供は奴隷だが、自由を獲得する奴隷もいた
小麦1トンくらいで売られていた
炭鉱の中から数日出られないということもあった
奴隷を見張る奴隷もいた
売春婦の奴隷は性病の治療もしてもらえずに死亡率が高かった
奴隷の中には医者や教師もいて一定の尊敬を集めた
奴隷でも剣闘士は尊敬を集めたり市民女性と駆け落ちするものもいた
奴隷同士の結婚は主人がOKを出せば可能
性の対象になることもあったし、奴隷の女性を市民にして結婚する人もいた
スパルタカスの反乱以降、奴隷にも報酬が与えられるようになった
ヘタイラ
◆ヘタイラについて
ギリシャの高級娼婦
知性と美貌を兼ね備えている
有名なソクラテスの師ともいえるヘタイラもいた
性を提供するだけの存在ではないし、長期的な関係を持つので、超賢い女子がパパ活してる感じ
◆フリュネについて(展示には出てきません)
有名なヘタイラとしてフリュネという女性がいる
自身を美の女神に例えたことで神に対する侮辱で裁判にかけられ死罪になりそうだった
裁判の時に恋人の一人がフリュネの服を剥がして胸元あらわにして、その美しさに魅入られて神聖な存在として無罪になった
ローマ医学の光と闇
ガレノスという解剖医が有名
人体解剖はタブーだったので豚などで解剖を実践
脳の働きで体が動いているのを発見
牛の頭を開けて脳の様々な部位に圧力をかけることで足や尻尾をコントロールしたらしい
一方、今では否定されている四体液説を確固たるものにしてしまう
血を抜くことで治療する「瀉血」などもそれ
ルネサンスまでその説に縛られてしまう
古代ローマの服装
トーガの着方
説明するより見た方が早いので動画でどーぞ
キトンの着方
この着方は調べても他に出てこなかったので、なんとも言えないですが、でっかい布さえあればすぐに出来るので、試してみても面白そうですー
古代ギリシャの服装
動画ではギリシャですが、ローマでも割と受け継がれてるので、参考になりますー
ビザンツ帝国が舞台の漫画「アンナ・コムネナ」の作者さんのサイト
動画ではありませんが、めちゃくちゃわかりやすくてオススメ
この人、「漫画家、小説家、舞台役者、演出家、古代ギリシャの竪琴リュラーの演奏家」らしいです、すごいなぁ…
ローマの道具
リュトン
アンフォラ
ストリギリス
石鹸が使われる前なので、香油を体に塗ってからコレで汚れを落としていた
デナリウス貨幣
ローマ皇帝と周辺人物
ユリウス・クラウディウス朝(B.C.27~A.D.68)
アウグストゥス帝(初代皇帝)
アグリッパ(アウグストゥス側近・軍事担当)
アグリッパは最初のテルマエを作った超重要人物
オクタヴィアヌスが帝政をはじめてアウグストゥスの称号を得るまで
よつばchは、ゆるめのノリで面白く、内容もしっかりしててオススメ
カエサルの後継者に無名の若者オクタヴィアヌスが選ばれる
自分が後継者になれるものだと思ってたアントニウスと不仲になる
オクタヴィアヌスVSアントニウスの戦争があったけど和睦
カエサルを暗殺したブルータスを2人でやっつける
首をカエサルの墓に供えた、その後も色んな首が供えられる
色々あってアントニウスがクレオパトラに骨抜きにされる
オクタヴィアヌスがクレオパトラに戦争を仕掛ける
事実上、オクタヴィアヌスVSアントニウスの「アクティウムの海戦」でオクタヴィアヌスが勝利
アントニウスがクレオパトラが死んだと勘違いして自害
クレオパトラがオクタヴィアヌスを篭絡させようとするも上手くいかずクレオパトラも自害
戦争はだいたいアグリッパのおかげで勝ってる
オクタヴィアヌスは様々な権限を元老院に返して共和制に戻す
実は重要な権限は返還していなかったので、みんな気づかないところで事実上の帝政開始
その時に、尊厳なるものという意味の「アウグストゥス」の称号を得る
アウグストゥスは私生活ではとても優しく、みんなに敬愛されてた
公的な部分では冷酷さも兼ね備えていた
娘のユリアをアグリッパに嫁がせて出来た孫を養子にする
その養子は早くに亡くなったり、問題あったりして後継者に悩まされる
娘のユリアも奔放で悩みのタネになり島流しにする
最終的に後継者は妻のリウィアの連れ子のティベリウスになる
男性同士の同性愛は普通だったけど、身分の高い人が受けなのは恥だった
アグリッピーナ(皇帝ネロの生母)
とりあえず絵だけ見ればざっくりわかる
息子のネロを皇帝にして権力を我が物にするために
・兄の3代目皇帝を暗殺しようとする
・夫で叔父の4代目皇帝を暗殺する
・息子が皇帝になったら支配して自分で政治する
といった感じで、悪女として有名
最終的には息子のネロに殺される
動画もあるけどちゃんと理解しようとするとアウグストゥスの後のティベリウス、カリグラ、クラウディウスを理解する必要があって大変
アウグストゥスから計算すると30分×10本あります(。>_<。)
一応、一番最後にまとめてありますー
ネルウァ=アントニヌス朝(A.D.96 - 192)
五賢帝時代
◆五賢帝時代
血筋に関係なく優秀な人が継いでいた
◆ネルウァ帝
政治力があった人で、子供がいなかったので優秀なトラヤヌスに継がせる
◆トラヤヌス帝(展示で銅貨が出品)
ローマの最大版図を築く
◆ハドリアヌス帝(展示で金貨が出品)
テルマエ・ロマエに登場している皇帝
グダグダになってメリットがなかった属領を放棄
侵略戦争をやめ現実路線をとった
元老院を4人やその他色々殺害した疑惑がある
エルサレムで50万ものユダヤ人を虐殺したという話もある
羽振りがよくて気さくだった
各地を視察する旅に若いイケメンの恋人アンティノウスを同行させていたが早くに亡くなり、像をたくさん作った
元老院に嫌われていたが後継者のピウス帝により神格化
◆アントニウス・ピウス帝
20年間なんにもなかったので優秀なんでしょう
◆マルクス・アウレリウス・アントニヌス
哲学者で自省録が有名だけど、最後の最後に息子に皇位を継がせてしまう大失策を犯してしまう
コンモドゥス帝
コンモドゥスから次のカラカラの直前まで紹介してますー
マルクス・アウレリウスの息子の後継者
剣闘士もやってて、ライオンの毛皮をかぶって棍棒を持った彫刻がある
映画グラディエーターでも登場しラスボスの剣闘士として主人公と対戦
政治家としては無能で暗殺される
その後はぐちゃぐちゃになって皇帝位がオークションにかけられたりする
落札して皇帝になった資産家は66日で暗殺されてしまう
アフリカ系のセウェルスが皇帝になりローマは多様化していく
セウェルス朝(193 - 235)
カラカラ帝
カラカラは着てた服からのあだ名で「ジーパン刑事」みたいなもんかもw
邪魔な義父を暗殺、嫁も追放
父の遺言で共同統治者になった弟ゲタと不和になった後「和解したい」と呼び寄せて暗殺
アレクサンドリアの街でその噂が立つと「弁明したい」と市民を集めた後に虐殺
さらにその街を徹底的に破壊し「人類共通の敵」とまで言われる
市民の人気取りのためにカラカラ浴場を作る
その辺の資金は富裕層から資産を没収したり、市民に重税をかけたり
さらに貨幣の改鋳でインフレを招いた
結局、インフレや重税のせいで人気は出なかった
最終的には暗殺される
その他、アントニヌス勅令で、帝国内の全自由民にローマ市民権を与えたことで有名
税金徴収とか、皇帝による支配とか色々な思惑があったらしい
セウェルス朝の終焉
今回の展示には1ミリも出てこないけど、カラカラ帝とフィリップス・アラブス帝の間を埋める話です
動画ではエラガバルスですが、ヘリオガバルスという名前の方が有名なので、以下ヘリオガバルスで
カラカラ帝を暗殺したマクリヌスが皇帝になる
カラカラ帝のいとこ甥のヘリオガバルスの軍にやられる
ヘリオガバルスが皇帝に即位するも、即位式の時に女装しててみんなびっくり
女性と結婚するも無理だったらしく、美少年を囲って、さらに娼婦になる
祖母の傀儡だったので皇帝の仕事は一切しない
あまりに不人気すぎて祖母の陰謀で従兄弟のアレクサンデルに殺される
ヘリオガバルスの遺体は罪人として川に捨てられる
建て直そうとしたアレクサンデルは戦争をやめてお金で和睦しようとした結果、軍人に不満を持たれて暗殺される
以後、とりあえず軍人が邪魔者暗殺して皇帝になるけど、なったらなったで暗殺される繰り返しの地獄の時代に
ヘリオガバルスの物凄さに継いてはpixiv大百科がわかりやすいので、そちらを参照
自分も性同一性障害なので、ここまで好き放題出来るのは憧れる部分はあるwww
ただ、それにしても、ちょっとは真面目に仕事しろww
軍人皇帝時代(235 - 285)
フィリップス・アラブス帝
とりあえず軍人皇帝時代全般の紹介
フィリップス・アラブスは5分くらいから
その後はぐちゃぐちゃすぎて、さっぱりわかりませんし、それでOKですw
とにかく皇帝が暗殺されまくるカオスな時代
ギリシャ・ローマ神話
神話解説
オリンポス12神
ギリシャ神話とかぶるのでこちらでカバーできます
今回の展示には全員は出てこないけど、12神全員把握しておいた方が楽
太字は今回の展示に出てくる神
◆ゼウスの兄弟
ゼウス(ユピテル):雷神 浮気し過ぎ
ヘラ(ジュノー):婚姻の女神 ゼウスの嫁 嫉妬し過ぎ
ポセイドン(ネプチューン):海神
デメテル(セレス):穀物の女神
ヘスティア(ウェスタ):竈の神 影が薄い
◆ゼウスの子供
アテナ(ミネルバ):戦女神
アポロン(アポロ):芸術・予言・医療の神
アルテミス(ディアナ):狩猟の女神 アポロンと双子
アフロディーテ(ヴィーナス):愛と美の女神
アレス(マルス):軍神 ギリシャでは不人気だけどローマでは大人気
ヘルメス(マーキュリー):伝令神
ヘパイストス(バルカン):鍛冶の神 アフロディーテの夫 ブサメン
ヘラクレス
ゼウスが浮気して生まれたのがヘラクレス
ヘラが嫉妬して、王になるはずがなれなかったり、混乱させられて実の子と妻を間違えて殺すワナにハメられて、10の試練に挑まされたりと、踏んだり蹴ったり
チート能力のおかげでなんとか乗り越えた
テュケ(フォルトゥナ)
動画の後半は女神転生での能力なので、序盤だけ見ればOK
運命の女神でタロットの運命の歯車の元となった
歯車なのは、人生には幸運も不運もあるよ、回転するよ、という感じの意味
「チャンスの女神は前髪しか無い」ということで、昔は後ろ髪が描かれなかった
クピド(キューピッド、アモル、エロス)
クピド(キューピッド、アモル、エロス)とプシュケーの恋物語
クピドはアレスとアフロディーテの子
美しい人間の娘プシュケーにアフロディーテが嫉妬する
クピドに醜い男に恋するように矢を射ろという指令をだす
プシュケーに出会ったクピドは美しすぎて錯乱、自分に矢を射てしまう
プシュケーに山で魔物の嫁になれという信託が降りる
山にいってみると宮殿に連れて行かれて豪華な生活
夫(クピド)とは暗闇で会い「決して私の姿を見てはいけないよ」という
見てしまってクピドは天に帰ってしまう
プシュケーはアフロディーテに頼み込みに行く
試練を与えられてなんとか突破
2人は結婚するためにプシュケーは神になりました、めでたしめでたし
ニンフ(ギリシャ神話の妖精)
ギリシャ神話の下級女神で自然に宿る
歌と踊りが大好き、人間の男をさらったりする
同じく自然の精のサチュロスと一緒にいたりする
ニンフの話は神のせいでかわいそうな目に遭う話が多い(。>_<。)
レダと白鳥
スパルタ王の妃のもとに白鳥が飛んできて「かわいいーもふもふー」としてたら、実はゼウスの変身で、そのまま交わってしまったというぶっ飛んだ話
行為後も欲情が収まらなかったので、帰って王と行為に至る
その結果、2つの卵を生んで、それぞれ双子が入っていたそうな
鳥類と交わったから卵生んでしまったのだろうかw
王との双子:カストルとポルックス(双子座)
ゼウスとの双子:ヘレネー(トロイア戦争の原因の美女)とクリュタイムネーストラー(アガメムノンの妃)
なお、この画題は「男女の交わりよりは白鳥と女性の方が許容範囲」という中世の価値観により、よく描かれたらしい
なんでやねん、と思いつつも、たしかに人間同士だと直接的だけど、相手が白鳥だとなんとなく幻想的でありな気もする…
実際見てみると、大変に官能的で、たぶん本音では「これめっちゃエロスでええやん!キリスト教的にもセーフってことにしとこ!」ということなんだと思いましたw
レダと白鳥ギャラリー
◆レオナルド・ダ・ヴィンチ
◆ミケランジェロ
◆コレッジョ
◆ティントレット
◆ルーベンス
◆ジャン・バティスト・マリー・ピエール
◆フランソワ・ブーシェ
◆ヴェロネーゼ
◆ギュスターヴ・モロー
日本の入浴文化
お風呂の歴史
世界で日本人だけが毎日お風呂に入りたい理由とは?
コンパクトにいろんな情報がまとまってる上にわかりやすいのでイチオシ
◆お風呂の歴史
昔から温泉には入っていた
奈良時代に仏教と結びついて蒸し風呂を使う習慣が出来た
当時は入浴は宗教的儀式だった
江戸時代に宗教と関係ない銭湯が出来る
当初混浴だったが天保の改革で取り締まられた
江戸時代の家風呂は江戸では鉄砲風呂、関西では五右衛門風呂が流行った
家風呂が普及すると銭湯は差別化のために明るくなったり、洗い場広くなったりした
◆日本人がお風呂好きな理由
火山国で温泉がたくさんあり、昔から温泉に入る文化があった
お湯を沸かすための木材が手に入りやすい
夏がジメジメしてて冬が寒い気候
◆西洋でお風呂に入らない理由
シャワーが先に普及してしまった
硬水は湯船をためてお風呂に入るのには向いていない
硬水だとミネラルが髪に付着してゴワゴワしたり、石鹸とミネラルがくっついて金属石けんになって、肌に付着してしまう
しかし、そうなってくると、ローマ人は髪がゴワゴワしてたり、肌がカサカサだったりしたのかなぁ…
そもそもの髪質的にも違うので大丈夫だったのかもですねー
博物館に行った時に聞いてみよう…
なお、西洋のお風呂の歴史については後で他の動画を紹介していますー
軟水と硬水の違いについて
以前、雪舟の水墨画を勉強した時に硬水と軟水の話が出てきて勉強してたので、この機会に復習
カルシウムとマグネシウムの含有量で複数の計算式と基準がある
日本が軟水なのは山が多く急斜面でミネラルの少ない火成岩の地層だから
ヨーロッパが硬水なのは斜面がゆるくてミネラルの多い石灰岩だから
料理の時に硬水だとパスタのコシが出たり肉の臭みを消す
軟水は繊細な和の料理にあってる
水質が入浴文化、料理、さらには水墨画にまで影響するのは面白いですねー
日本のお風呂の歴史
歴史の部分をもう少し深堀りした動画
内容は悪くないんだけど、なんとなく頭に入ってきづらかったです(。>_<。)
奈良時代から風呂の記録があるが、昔は蒸し風呂が一般的だった
貴族は蒸し風呂以外に穢れを落とす行水もしていたが風呂は5日に1回程度
寺にお風呂があって庶民も通っていた
平安時代後期になると湯屋という銭湯が出来た
戦国大名は寺に風呂を寄進していたりしていた
江戸時代になると今と同じような形の銭湯が出来た
混浴は時代がくだると規制されたものの明治くらいまで存在していた
江戸時代の人たちの多くは毎日銭湯に通っていた
現代でいうと240円くらい
1日に何度も通う人は定期券をかっていた
家風呂で失火して火事になっても有罪になるので風呂に通う人も多かった
寛政の改革で混浴が禁止されたが徹底されず、幕末まで混浴
48℃くらいとかなりの熱湯で「さっと入ってさっと出る」が粋だった
浴槽から出た後に洗うけど、水があるので温度調整できる
入浴グッズもレンタルできた
2階には男性用の休憩所があって社交場になっていた
上醍醐の湯屋
めっちゃ長いので、一番最後のまとめだけ引用しておきますー
醍醐寺については特別展開催中なので、そちらのメモで詳しくやってますー
江戸時代の水道
ケロリン桶
ケロリンはもともと大正時代に作られた薬
当時は漢方しかなかったので効き目がすごくて人気に
東京オリンピックにあわせてプラスチック桶が作られた
桶に広告を貼れると気づいて営業した結果、ケロリン桶になる
永久桶と呼ばれるくらい耐久性が高い
展示に関連する日本人
武田信玄
別に温泉については何も語ってないんだけど、意外と知らない武田信玄の生涯についてざっくり解説
豊臣秀吉と有馬温泉
◆有馬温泉の危機を救った3人
行基:薬師如来のお告げで温泉寺を建てる
仁西:熊野権現のお告げで洪水に飲まれていた有馬温泉を復興
秀吉:有馬温泉大好きな人、大地震でボロボロの有馬温泉を復興
秀吉の有馬温泉好きは有名らしいです
なお、仁西は有馬温泉以外では出て来ない上に、そもそも仁西の逸話の前にすでに有馬温泉は復興していたそうな
歌川国貞
2分半で終わるのでオススメ
今回展示される浮世絵を描いた人で三代目歌川豊国
美人画でめっちゃ売れてた人
二代目豊国がいる中で、勝手に豊国を名乗ってしまって、面倒だから後の研究者が三代目豊国とすることにしたそうな
名乗ったもん勝ちだけど、まぁ売れてましたしねぇ…
横尾忠則
東京都公衆浴場業生活衛生同業組合銭湯PRポスターが出展されてます
1時間半と長いので余裕があれば、という感じ
個人的には、ちょっと前に横尾忠則現代美術館に行った時に見たので、見るとしても後回し
この人の絵、たまーに生理的に無理というか、なんかコレだめ苦手感ある絵があります(。>_<。)
特に人の写真多用してるやつは、なんか知らないけど、怖いというか、気持ち悪いというか、死を連想させるのか、めっちゃ気持ち悪くて無理…
実際、死を連想させて作ってるらしいんで、これはこれで正しい反応なのかもしれませんね…
その他
お風呂
ヨーロッパお風呂の歴史
ギリシアでは暖かいお風呂は女々しいので水風呂
温泉で病気をよくする考え方は当時からあった
ローマではキリスト教が広まると快楽は堕落という考えで減っていく
聖職者は禁欲主義的な理由であまり入らなくなる
それでも浴場はあった、十字軍の頃は入浴の記録がある
12~15世紀くらいはお風呂は一般的に
混浴のお風呂では娼館と同じようになってしまって混浴が中止になるけど裏側では存在
お風呂で感染症が広まるという説が出て浴場が減る
地域差はあってスイスでは混浴でもお咎めなし
18世紀後半にはお風呂の習慣が増えてくる
中世人はお風呂に入らなかったというのは、保守派をディスるため説
お風呂の効用〜前編〜
お風呂の効用〜後編〜
水圧をかけてふくらはぎの老廃物を流す
そのためには昔ながらの深い風呂の方が良い
熱い風呂に入って体温を上げるとガンになりにくくなる
血球を作る効果もある
熱い風呂に入った後に冷たいシャワーを浴びると内臓に血液が行きやすくなる
展示物の材料
青銅
青銅製の物が多数出品されてて「そもそも青銅ってなんやねん」というのがよくわかってなかったので調べてみましたー
3分で見れて、めっちゃわかりやすくまとまってるのでオススメ
動画は スズ:銅=1:9 で混ぜて出来た合金
どちらも取り出しやすかった上に硬くて使いやすい
青銅が元の金属より固くなるのは、結晶の大きさが違う金属を混ぜることにより、転移を邪魔することになるから
大理石
やーっと大理石が何なのかわかりましたw
石灰岩がクラスチェンジした石というかんじですねー
石灰岩が高い温度で結晶化した結晶質石灰岩
いわゆる変成岩にあたる(堆積岩の石灰岩が変成)
石灰岩は雨などで流れやすいけど大理石だと大丈夫
なお「大理石」は石材名なので、石灰岩でもキレイなのを大理石と呼ぶこともある
石灰岩はサンゴや貝から出来る生物由来と、堆積物由来がある
石灰岩は漆喰にも利用される
漆喰に関してはお城フェスの記事の復習動画の部分に掲載
ガラス
ガラスで出来た展示物があるので、ガラスっていつからあるのかなーということで紹介
ユリウス・クラウディウス朝続き
展示には直接出ませんが、アウグストゥスからアグリッピーナの間がわからないと、アグリッピーナがなんのこっちゃわからないので、埋めておきますー
もうほとんど自分用の備忘録ですw
ティベリウス(2代目皇帝)
色々嫌気が差してロドス島に隠棲したら、なんか戻ってこれなくて、もはや流刑状態になった
アウグストゥスの孫がみんな死んだ結果、時期後継者になった
元の嫁と離婚させられて、アウグストゥスの娘と結婚させられるも不仲
戦争で勝利して実力を認められアウグストゥスにも後継者として認められる
甥が皇帝になるための中継ぎのはずだったけど、甥が先に死んでしまった
皇帝になって暗殺されるのを極度に恐れていた
血の粘土という異名がある
アウグストゥスはよく市民にお金配ってたのにティベリウスはほとんど配らなかった
闘技場のスポンサーにならなかったので試合が開催されず市民に不評だった
とにかく色々ケチだった
国家不敬罪でたくさんの人を処刑した
島にこもってた時期もあってリモートワークだったせいでさらに不人気に
おかげで変なうわさ話をでっちあげられた
火災などの復興にはすぐお金を出した
属州のインフラを整えた
ローマ市内の建造物の維持管理をちゃんとしてた
安易に人気取りをせずに基礎固めをして帝国繁栄の礎を築いた名君だった
不人気を甘んじて受け入れ未来に評価されればそれでいいという考えだった
いやー、まさにローマ繁栄のために生きた人ですね、すごい…
こんな生き方はなかなか出来ないし、アウグストゥスに後継に指名されただけのことはありますね…
カリグラ(3代目皇帝)
ティベリウスを仇と憎んでいたが自制心でとどまった
実の妹と関係性を持っていたらしい
後の時代に色々悪い話をつけくわえられている
皇帝即位時、若くてイケメンで最初から人気だった
ティベリウスと違ってイベントを沢山したので市民に大人気
病気になると、回復祈願で家畜を殺したり、自分の命のかわりに皇帝を助けて、という人もいた
病気が回復すると人が変わったようになる
人気があったから慢心して自制心がなくなった説もある
邪魔な人間を殺し始める
自分のことを神と言いだして神のコスプレで元老院にあらわれる
議会は唖然としたが、民衆には面白がられて人気だった
一神教のユダヤ人と対立する
「自分の命のかわりに皇帝を助けて」と言った人を「じゃあ実行しろ」ということで殺したりした
人気取りのために闘技場の開催したり土木工事しまくったせいで速攻で財政難に
戦争して人気取りをしようとしたけど断念
富裕層から財産奪おうとして国家反逆罪を多用したり、残虐すぎて市民もドン引き
妹のアグリッピーナを島流しにした
最終的には近衛兵に暗殺されてしまう
とにかく色々とひどい人だけど、どこまで真実なんでしょうね…
色々と尾びれ背びれがついてそうな気はしますー
ティベリウスの不人気を見て「自分ならこうする」ということで人気になる方向性でいったら、財政難で迷走して。ストレスだったのか色々ぐちゃぐちゃになってしまった印象ですね…
ティベリウスの偉大さが際立って悲しい(。>_<。)
クラウディウス
ティベリウスの甥でカリグラの叔父
脳性麻痺もしくは小児麻痺を患っていて、子供の頃からいじめられていたが、兄のゲルマニクスが守ってくれていた
カリグラが暗殺された後に皇帝にまつりあげられる
その時おびえていたので、周りの人からは「処刑されるのか、かわいそうに」と思われていた
政策としてはカリグラの尻拭いをして仕事ができる人だった
嫁のコントロールは出来ずに、嫁が出した書類にサインしたら人がばんばん死んでいって、その人の持ち物が嫁のものになるとか、そんな感じ
解放奴隷を秘書官にして不評を買う
色々処刑してた妻は何故か愛人と二重結婚した
クラウディウスに懇願すれば許されただろうけど、秘書官が自害させた
新たに妻を欲しがり、それがアグリッピーナ
どうも気が強い女性の尻に敷かれるのが好きだったらしい
アグリッピーナは息子をクラウディウスの養子にする
息子を皇帝にして権力を持つためにクラウディウスを毒殺
食べさせたのはキノコ料理で毒キノコ疑惑がある
もしくはその後に吐き出した時に毒の浣腸した説もある
クラウディウスはガリア人の元老院を認めた
その時の演説はたいへんにかっこいい
なんか政治能力は十分にあるんだけど、女性の扱いに問題があるというか、妻にした女性がことごとく悪女だったのがまずかった人ですね…
それがなければ名君と言われただろうに、本当にもったいない人だなー
暴君ネロ
アグリッピーナは資産家の再婚相手を殺害
さらに再婚した皇帝クラウディウスも毒殺
ネロには哲学者として有名なセネカが家庭教師になって、皇帝就任時の演説を用意したり、色々とサポート
ネロが解放奴隷のアジア人女性と不倫したことでアグリッピーナと不仲に
アグリッピーナは、言うことを聞かないネロよりもティベリウスの息子を皇帝にしようという動きがあったが、それを察したネロによって暗殺
さらにアグリッピーナを暗殺しようとして船を沈没させるも失敗
アグリッピーナは流刑時代に泳ぎの達人になってたおかげで助かった
帰還したアグリッピーナは結局ネロに殺される
アグリッピーナは最後まで毅然とした態度だった
アグリッピーナが死ぬまでの5年間はネロの前半の善政だった
いやー、アグリッピーナはほんと恐ろしい女性ですね(。>_<。)
ただ、せっかく権力を握っても、息子の皇帝と対立して権力を失ってしまったあたり、女性が権力を握る難しさを感じますね…
ヘリオガバルスの時とかは、皇帝本人が不人気だったからいけたけど、ネロの場合は当時は人気だったわけだから、簡単にはいかなかったんでしょうねー
それにしても暗殺だらけだなぁ…
日本の天皇や将軍は、暗殺された人って数人だけだし、だいぶん平和なのかもしれませんね…
ダムで泳ぐ炎上系皇帝w
歌手活動好きすぎ、皇帝より歌手になりたかったんだろうなぁ
歌手活動が市民に喜ばれるのに元老院に嫌われるの悲しい
暗殺・処刑しすぎなのもまずかった、最初の妻かわいそう
セネカまで謀反の容疑で処刑されたのは悲しい
有能な部下を暗殺したあたり疑心暗鬼だったんだろうなぁ…
二番目の妻はロバの乳風呂に入ってたらしいけど、続テルマエ・ロマエでその話が出てきてた
政治能力はちゃんとある
ローマの火事で犯人の疑惑を持たれたのは不運だったと言わざるを得ない
かといってキリスト教徒になすりつけて残虐な殺し方をしたのはアカン
キリスト教徒を殺したせいで後世に暴君扱いになるのは不憫
なんか思った以上にキャラが濃い人でした…
キリスト教的な価値観で暴君扱いされるのはかわいそうですね…
まぁ暴君の要素もあるんだけど、ローマ皇帝ってみんなそーいう要素ありますしねぇ…
それにしても10話と長いシリーズだけど、すごく面白かったです!
セネカ
セネカの人生と「人生の短さについて」の解説
みんな人生は短いと言うけど十分な時間がある
人生を短いという人は時間を浪費している
果てしない欲望や誰かに評価される欲求に囚われ媚びへつらいことで時間を消耗してしまっている
時間という財産を他人に差し出すな
「どう生きるか、どう死ぬか」は一生をかけて学ばないといけない
人生の長さとは自分の時間をどれだけ自分のためだけに捧げたかで決まる
他人に支配されることなく一日一日を人生最後の日のように過ごそう
若い時期を無駄にしてはならない
過去をゆっくり振り返られないほどの多忙はよくない
書物で過去の賢者に会いに行け
セネカの最期はネロによる処刑
兵士がやってきて処刑するといったが全く動じず弟子を励ました
動脈を切っても死なず、毒薬でも死なず、熱湯に身を投じ亡くなった
これは原著を読みたくなりますねー
残された人生時間をどう使うかは本当に悩ましいものです。
無駄な時間にならないようにしたい…
ネロの死後から五賢帝開始まで
ネロの死後1年で4人が皇帝になるカオスな時代
◆ガルバ
・みんなが配ってた代替わりボーナスを送らなかった
・ネロが送った贈り物を没収
・失政しかなく暗殺される
◆オトー
・ガルバを暗殺して皇帝になった
・最大の功績はさっさと自殺したこと
◆ヴィテリウス
・オトーとぐだぐだな戦いの後に勝利
・オトーに味方をした兵士に屈辱を与えて恨みを買う
・食べるの大好きで数ヶ月で2000億円分食べたらしい
本当にろくなやつがいないww
今の時代でも数ヶ月で2000億食べるのたいへんそうですねw
◆ウェスパシアヌス
・自分はあまり動かず優秀な部下にやらせてヴィテリウスを撃破
・善政をしいてコロッセオを作った人(完成は次代)
・公衆便所を作って集めた尿を販売してて失笑を買ったけど財政健全化に繋がった(羊毛から油分を洗い流すのに尿が使われていたらしい)
・死ぬ時に「かわいそうな俺、神様になっちゃうよ」と冗談をいっていた
◆ティトゥス
・ポンペイ火山が噴火、復興に全力を尽くす
・過労で早く死ぬ
◆ドミティアヌス
・ティトゥスの暗殺疑惑があったが現実的ではない
・恐怖政治を敷いたことでイメージが悪い
・最近はインフラを整えたと再評価
・ドナウ川とライン川に防壁を作り平和に貢献
・最後は暗殺されて五賢帝時代につながる
これでやっと五賢帝まで繋がりました!
ウェスパシアヌスは派手な活躍はないからメジャーではないけど、面白い人ですねー
いや、コロッセオを作ったので派手と言えば派手かもしんない
その後のローマ皇帝
この機会にちゃんとマスターしておこうと勉強した個人的なメモですー
ホノリウス
ローマを滅亡の一因を作った暗君として有名
本当に良いところが1つもないので、明の万暦帝に近い気がする…
テオドシウス帝の息子で西ローマ皇帝
とにかく褒めるところがない
最初の頃は父の代からの中心でめっちゃ強くて活躍した将軍のスティリコに任せていた
スティリコと不和になり留守の間にオリュンピウスという大臣にスティリコ排除を呼びかけられ処刑してしまう
スティリコのライバルとして西ゴート族のアラリックという人がいる
スティリコはアラリックと共同戦線をはろうとしたが、宗教対立や元老院の反対でうまくいかなかった
スティリコを処刑した結果、アラリックにローマを略奪されてしまう
ホノリウスはローマという名前の鳩をかわいがっており、この時に「ローマが奪われた!」という報告があったが「ローマはここにいるよ?」というアホな反応したという逸話がある
ローマの皇帝言えるかな?(覚え歌)
いっそのこと全員覚えようとしたけど、軍人皇帝以降、ほとんど知らない人でわけがわからないw
◆軍人皇帝まとめ
(割と有能な人は太字)
トラクス:強引に皇帝になる
↓ トラクスに反発して元老院がゴルディアヌスを皇帝に
ゴルディアヌス1世(父):既に高齢で息子と共同皇帝に
ゴルディアヌス2世(子):トラクスと戦って戦死、父は自害
↓ トラクスに対抗するべく元老院が二人を皇帝に、トラクスは暗殺で死亡
プピエヌス:プピ江とバル美は犬猿の中で、いつも喧嘩しちゃうの
バルビヌス:喧嘩してる間に二人揃って暗殺されるw
↓ ゴルディが人気だったので孫を副皇帝にする
主皇帝二人が暗殺されたので単独皇帝に繰り上げ
ゴルディアヌス3世:民衆は父や祖父の死に同情的で若くて人気もあった
↓ ゴルディアヌスが死亡(暗殺説もあり)
フィリップス・アラブス(父):アラブ系の人で皇帝に
フィリップス2世(子):父子でローマ1000年祭を開催
↓ デキウスの反乱
デキウス(父):政治は堅実、テルマエを作ったりして
デキウス(長男):父とともに初の「対外戦争で戦死した皇帝」
↓ デキウスがゴート族との戦いで戦死、弟が皇帝に
ホスティリアヌス(次男):疫病で死ぬ(暗殺説あり)
↓
トレボニアヌス(父):デキウスの重臣でホスティリアヌスと共同皇帝に
ウォルシアヌス(子):ホスの死後に父と共同皇帝に
↓ アエミリアヌスによる暗殺
アエミリアヌス:帝位奪うけど速攻で暗殺される
↓ アエミリアヌスが軍に暗殺される
ウァレリアヌス(父):東側担当、エデッサの戦いで捕虜になり死亡?
ガッリエヌス(子):西側担当、父が負けたせいでガリアとパルミアが独立
サロニヌス(孫):ガッリエヌスと共同皇帝になるけど殺される
↓ ガッリエヌスがゴティクスに暗殺される
ゴティクス(兄):独立したガリアやパルミア相手に頑張るが疫病で死去
クインティッルス(弟):兄のあとをつぐけど速攻で暗殺される
↓ クインティッルスがアウレリアヌスに暗殺
アウレリアヌス:ガリアとパルミアを滅ぼし旧領回復、世界の修復者
↓ アウレリアヌスが秘書を怒ったら、秘書が身の危険を感じて暗殺
タキトゥス(兄):アウレリアヌスの急死で皇帝に、もともと高齢で病死
フロリアヌス(弟):兄のあとを継ぐけどグダグダ
↓ プロブスがフロリアヌスを暗殺
プロブス:蛮族倒して、内乱もおさめて農地復興に頑張る
↓ 農地復興作業を自分たちでやるのを嫌がった軍部がプロブスを暗殺
カルス(父):戦争中に落雷で死亡
カリヌス(兄):父の副帝になる
ヌメリアヌス(弟):同じく副帝になるけど、父の落雷死のあとに暗殺
↓ ディオクレティアヌスと戦ってカリヌスは戦死
ディオクレティアヌス:やっと大乱をおさめる
皇帝になった本人はともかく、共同皇帝になったり、跡を継いだ親族は基本的に暗殺されますね…
ローマ皇帝は、退職する時は人生から退場以外ないのがハードモードすぎるw
しかし、こうしてみると、割と収まりそうなタイミングはあったんですよねぇ…
まともな人に限って、暗殺関係ないとこで死にがち(。>_<。)
まぁ生きてたら暗殺されてそうだけどw
ゴルディアヌス3世→この人が生きてれば長引かなかったのでは?
デキウス→戦死しなければいけたかも?
ゴティクス→疫病なければいけたかも?
アウレリアヌス→英雄なのに、軍と全然関係ないとこで秘書に暗殺って…
プロブス→農地復興しようとするのは正しいのにね…
◆雑な語呂合わせ
トレボニアヌスから、覚え歌リピートしてても覚えきれなかったので雑な語呂合わせ作っておきますw
トレボー王ルシに会え?無理!ウァー
ガリアのサロンでゴテンクスが悔いているっす
アウレリアヌスは滝風呂のプロに借る?借りぬ?
ヌメリアヌス