夫のスイーツ#8 大切な人に贈りたい チョコレートケーキ
今回紹介するのは、小麦粉不使用のチョコレートケーキです。
小麦粉不使用ゆえにその食感はとても軽やか。
アーモンドプードルをふんだんに使い、しっとりした舌触りとコク深さが楽しめます。
チョコの濃厚な風味も申し分なく、まさに大人好みの味。
なんとも魅力的なチョコレートケーキです。
思いを寄せるあの人に、日頃お世話になっている方へ、仲良しのお友達に、、
あの人に喜んでもらえるといいなぁ、そんなことを考えながらのケーキ作りはきっと楽しいものでしょう。
それではレシピです。
材料
直径21㎝の型1個分
・ビターチョコレート 120g
・無塩バター 100g
・アーモンドプードル 100g
・砂糖 100g
・全卵 100g(およそ2個分)
・無糖ヨーグルト 70g
・牛乳 40g
・コンデンスミルク(加糖練乳) 20g
・ココアパウダー 35g
・コーンスターチ 15g
・ベーキングパウダー 6g
お好みで
・メーカーズマーク(ウィスキー) 15g
・デコレーション用粉糖 適量
※使用するウィスキーは香りの良さからメーカーズマークを推奨。
作り方
下準備)
・型に薄くバター(分量外)を塗ってオーブンペーパーを敷いておく。
・ココア、コーンスターチ、ベーキングパウダーをあわせてふるっておく。
↑ オーブンペーパーは型の大きさに合わせて切りましょう。
↑ 粉類はあわせてふるっておきます。
※タイミングを見計らってオーブンの予熱も始める。温度は170℃
1.ヨーグルト、牛乳、コンデンスミルク、ウィスキーを混ぜ合わせておく。
2.チョコレートとバターをあわせてレンジにかけて溶かす。
↑ 雑に重ねてますが大丈夫。これをレンチンしましょう。
↑ これくらいで、あとはかき混ぜるときれいに溶けます。
3.ミキサーを使ってアーモンドプードル、砂糖、全卵をかき混ぜていく。
1~2分ミキサーをまわしたところで2の溶かしたチョコバターを加える。さらに3分程まわす。
↑ 使用するのはパン作りでもおなじみ卓上ミキサー。
アーモンドプードル、砂糖、全卵、をあわせてガーしていき、こんな風に白っぽくなってきたら、
↑ 溶かしたチョコバターを加えてさらに混ぜていく。
↑ 混ざりました。
バターを使うケーキを作る時にはこの”K”型を使用します。
4.3に1のヨーグルトなどを合わせたものを加えて、ゴムベラで混ぜ合わせる。さらにふるっておいた粉類を加えてさっくりと混ぜていく。
↑ ここからはゴムベラを使います。
↑ まずは液体から加えて。なじんだら次に粉類を加えて、
↑ さっくりと混ぜ合わせます。
5.4の生地を型に流し入れて170℃に温めたオーブンで35分焼く。
時間は様子を見て調節すること。焼き上がったら、オーブンの扉を開けて、そのまま庫内である程度まで冷めるのを待つ。※小麦粉不使用生地のため、急激に冷えるとぺしゃんと凹んでしまう。そのためゆっくりと温度を下げていく。←ポイント①
↑ こちらを焼いていきます。
↑ 焼き上がりました♪チョコの濃厚な香りがたまりません。
まずはオーブンの扉を開けてそのまま庫内で冷めるのを待ちます。
↑ 触っても熱くない程度のところで型から外しましょう。
↑ 十分に冷めたら粉糖をふります。
↑ 食べる前から美味しいの確定!的ルックス。
↑ 別の角度から見ても、
↑ 美しい。生地を焼いただけのケーキなのに、、
しっとりと柔らか、濃厚なチョコの風味に微かに香るウィスキー、
そして食感は軽くてくどさがない。
なんとも上品で繊細な味わいです。
以下は夫Rより。
アーモンドプードルと砂糖を1:1の割合であわせたものをイタリアでは「タント・ペル・クワント」と呼びます。もしくはTPTとも。←これはフランス語の「タンプルタン(tant pour tant)」から。
このTPTを用いることで、材料を混ぜ合わせていく時に空気をたくさん含ませることができて、生地が柔らかく焼き上がります。←ポイント➁
ポイントをまとめると、、
①小麦粉不使用生地のため、焼き上がったらすぐにオーブンから取り出すのではなく扉を開けて庫内にて冷めるのを待つ。
➁アーモンドプードルと砂糖を1:1で合わせたものをタントペルクワント、あるいはタンプルタン、もしくはTPTと表記される(こともある)ので覚えておきましょう♪
※製菓関係の皆様にはフランス語のタンプルタンの方がお馴染みでしょうか
さぁて、いよいよ来週はバレンタイン。
ついこのあいだ年が明けたばかりなのに、、いつの間に2月になった⁈って感じです(笑)
さておき、
バレンタインにもウキウキ(人によっては?!)ですが、今週末は三連休♪
誰かにあげるわけでもなくケーキ作りを楽しむのも、これまたいいんじゃないでしょうか。
今日もお読みいただきありがとうございます。
それではまた。