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豆感と塩味のバランスが絶妙な豆大福

豆大福といえば京都の出町柳にある人気店「出町ふたば」が大のお気に入りで、近くにいくと並ぶのが嫌いなのに並んででも買いたくなる豆大福。

豆大福は出町ふたばしか食べられない!なんて思っていたのだが、出会ってしまったのだ。さらに自分好みの豆大福に。

場所はシロガネーゼなんていうセレブリティーな言葉がうまれた白金高輪。シロガネーゼな友達もいないし、そもそもそこに行く用事もないし、縁遠い場所だったのだが、仕事で立ち寄ることになり、それじゃあどこかにいってみねばとのことでグーグルマップを拡大したり、右にスライドしたり、左にスライドしたりして見つけたのが「松島屋」さん。

何がフックになったって”東京三大大福”

そんなものがあったのか。ほんとに日本人という生き物は三大●●が大好物で、かくいうわたしも大好物。そう書かれちゃうと食べたくなる。

問題は駅から徒歩10分くらいかかりさらに坂道。この灼熱地獄の中、冷たいものではなく口の中にへばりつくような豆大福を食べる気が起こるのか・・・と一抹の不安があったものの、一度気になったら、食べないと落ち着かなくなる性分で、アスファルトから熱気が立ち上るなか購入しにいった。

口コミでは大行列・・・といったコメントもあったがさすがに気温36度。並んでまで食べるものではないからかおばちゃんが1人ちょうど買っているだけで誰も並んでいなかった。

ここまできて一つというのもなんなんでお二つ購入。

見た目は出町ふたばと似ている感じだが問題は味だ。

さわった感じの豆のしっかりさは期待ができる。
口の周りに片栗粉をつけつつ、一口。薄めの皮がほどよく伸びる。
そして、餅の中にたっぷりと入れられたであろう赤エンドウ豆の食感が最高にいい。ほどよい硬さで豆感を存分に味わえる。さらにほどよい塩味。

粒あんも甘さ控えめだが、おそらく赤エンドウ豆の塩味がいい塩梅に甘さを抑えているそんな感じ。後味がものすごく軽やか。

これはうまい。冬であればあつ~いお茶と、夏であれば氷入りの麦茶とあわせて食べたい豆大福。調べてみると、本店以外にも催事にだしたり、日にち限定で百貨店におろしているという。

東京駅の大丸とかなら買えるな・・・こうしてまた買いたいリストが増えていく東京土産。

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ゆきんこ
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