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メモ28.まねぶ
体得することを「体で覚える」「身体にたたきこむ」というが、まさにそのとおりで、わたしのような物覚えが悪いものは、たゆまぬ努力が必要なのである。
ライターは文章がうまくなくてもいいともいわれるが、うまいほうがいいに決まっている。じゃあ、どうするか?自分がうまいな~、この人の文章はいつまでも読んでいられるな~と思う文章をひたすら読んだり、新聞を乱読したりもいいが、やはり真似するのが一番。
わたしのような物忘れが激しく、もともとさほど頭もよろしくないものは、読んだだけではすぐに忘れる。読んだことさえ忘れる。となると今度は書き写してみるしかない。が、書き写しただけでもダメ。書いたことも忘れる。
じゃあ、どうすればいいか。実際に仕事で原稿を書くときに、書き写した文章を入れ込んでみる。ただ入れ込むとただのパクリになってしまうので、フレーズを抜き出してみる。そして、自分が書いた文章にちょっと入れ込んでみる。
するとかなりこなれた文章になるのだ。そうやって実際の文章に入れ込んでいくことで、忘れっぽい私でもいわゆる体得できたようで、そのうちさも自分でその文章を生み出したかのごとく、すらすらと出てくるようになるのだ。
最近はYOUTUBEをみて、真似る+学ぶ=まねぶ人が多くなったという。見るだけでなく実際にやってみる。何回もチャレンジする。
するといつのまにか自分のものになるのだ。
いつか真似られるライターになりたいものである。
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