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借金あるのに13人も子どもを作る牧野富太郎氏の人寄せフェロモン
朝のルーティンが今週で一つなくなる。
万太郎の嫁、寿恵子さんは最後まですごい人だった。
「わたしにはあなたしかいないの」
なんて言っていた時代もあったけど、万太郎には寿恵子さんしかいなかったのでは?思ってしまうのは私だけではないはず。
ほんと、寿恵子さんを見初めたあんた見る目あるね!
ドラマでも描かれていた借金、ほんとはあんなゆるいもんじゃなく、月収35円で3万円もの借金を背負っていたってんだから、実に年収の70倍もの借金を背負っていたのだ。なのに、植物採集はいくは、なぜか高級旅籠に泊まるはでお金のことをまったく気にしてないのがある意味大物。
もともとおぼっちゃまで、誰かがなとかすっぺといった楽観的な性格だったのかもしれないが、そんなレベルじゃないくらいの借金。しかも、植物採集に忙しくて家に寄り付かなかったのかといえば、そうでもなく、13人も子どもを作っている。あの時代に90歳まで生きただけある生命力。
お金がないから子どもを作れない、だから政府が補助金を出す、それでも足りないからやっぱり作らないという負のループに陥る前に
「俺はすえちゃんが好きだ~」という感情なのかわからないのが、後先考えずに作る、そしてすえちゃんもそれを受け入れ子だくさんに。
今と時代が違うから簡単には比較できないが、「なんとかなるさ」精神は見習うべきものがある。
万太郎(牧野富太郎氏の話だがややこしいので、万太郎で統一)のもう一つすごいところが、借金をしても標本を売らなかったこと。
植物標本の価値がいまいちわかっていない日本では二束三文かもしれないが、海外の植物学者に売ったら、3万円の借金なんてふっとぶほどの価値があったのに、それを売らなかった。
それはなぜか。
自分の集めたコレクションがもったいなかったからではなく、未来の日本の財産を守るという信念からだ。
今は単なる雑草と笑われているものも、いつかは価値がでる。日本の宝を海外に流出するわけにはいかない、だから売る選択をしなかった。
今の日本政府も真似してもらいたい。
昨今の円安で日本に出稼ぎにくる外国人労働者が少なくなったばかりか、日本人がワーキングホリデービザを使って出稼ぎにいくという。
日本の宝=人材をなぜ守らないのか。
あとよく言われているのが、日本の土地が大バーゲン中で、海外の投資家や外資系企業がこぞって購入しているという。日本の宝、これまた大放出中である。
と話がそれたが、万太郎はどうやって借金を返したか。ドラマにもあったようにパトロンが登場するのだ。
万太郎の自分をサポートしてくれるであろう人を呼び寄せるフェロモンが半端ないとみた。
ドラマなので、いろいろ史実とは違うところもちょいちょいあったが、神木くんのくったくのない笑顔は、牧野富太郎氏の満面の笑みと通じるものがあってナイスな配役だったなと思う。(←上から目線w)
ふるさと納税の変更に伴い、過去最高額の寄付額なんてニュースをみると、パトロンになれそうな日本人はたくさんいるのでは?と思ってしまう。
日本も借金がふくらんでるなんて言われているけど、日本政府は国民というパトロンに期待しているのかな~とらんまんを見ながら。なぜか日本の借金を考えてしまった。
あまちゃんの次はまんぷく
らんまんの次はブギウギ
安藤さくらさんが見たいからまんぷくは、みちゃいそうだが、ブギウギは未知数。ただ、予告編の趣里さんの満面の笑みをみると元気がもらえそうだからまずは初週お手並み拝見といきますか!
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