世界一かわいらしい空港
祈願したおかげかゴウハティ空港4時間滞在で出発。
お隣の尼僧によると1時間くらいでパロ空港に到着するという。
確かに・・・と納得している場合じゃない。1時間もかかったら天候がまた変わるかもしれないじゃないか。
ということで、窓にへばりついて外を眺める。
「着陸態勢に入ります」のアナウンスもないし、客室乗務員によるシートベルトやテーブルの位置確認もないし、着陸するか怪しいなと思っていたが、高度を下げている感じがわかる。ということは着陸できるのか。
雲が厚くて、動画でみたようなスリリングさが感じられないが、そんなことよりとにかく安全に着陸してほしい。
とかなんとか思っていたら突然、山がど~んと目の前に。確かに、翼があたりそうな感覚になるほど近い。
写真ではなかなか近さが伝わらないのだが乗っていると、ひゃっほ~いって気分になる。
そして、小雨が降りしきる中、キレイにランディング。ランディングが唯一のロイヤル感を出していた。ひとつだけでもロイヤル感を味わえてよかった。
これ、これこれ。ブータンらしい伝統美あふれる建築物。パロ空港に6時間半遅れで到着。長かった・・・
隣の席に座っていた尼僧と僧侶。台湾の祭事に参加していたそう。尼僧は台湾で購入した温かいダウンジャケットをきて到着。僧侶のおじいちゃんも黄色のリュックがおニューだといってお喜びだった。
建物に入る前からロイヤルファミリーがお出迎えしているのもブータンらしい。
入り口に入ると仙人の世界。
あちこちで王様の写真を見かける。ブータンの人たちの崇拝ぶりがうかがえる。
荷物のターンテーブルもブータンらしい建築物。
スーツケースのベルトがなくなっていたがもうどうでもいい。6時間半も友人は空港で待っているのだろうか。パロ空港と首都ティンプーは車で1時間強かかる。家に戻るって距離でもないし・・・
そもそもやつがいなかったらどうする?空港のフリーWifiをひとまずつかまえて連絡するか。
両替もSIMカード購入もすっとばして外に出た。
明日はブータンの警察に捕獲されるの巻。