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人生いろいろエッセイ

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#カフェ

タヌキがいる古民家カフェ

ガネーシャ神に誘われて食べた絶品カレーの余韻を楽しみながら、あてもなくぶらぶらと住宅街の中に入っていった。 ツイている日はどこまでもつくものなのだ。きっと、人知れずひっそりとオープンしているカフェがあるはず。もしくは、趣味で自宅の一角を開放してお茶を出しているお店とかそういったものがあるのではないか。そんな泡い期待を抱き、きょろきょろと見まわしていると、タヌキに出会った。 熊だの鹿だの猪だのがリアルに住宅街に現れる昨今、本物のタヌキが西新宿に?!ではなく、置き物のタヌキだ

古民家カフェがマイブーム

先日、グラングリーン大阪に行き、それなりにおしゃれだし、都会的だし、スタイリッシュだし、非の打ちどころがないのだけれど、新鮮味がないと書いた。 今や、再開発が進む世界各国で同じような街が出来上がり、結果、「まあ、こんなものね」と新しく、スタイリッシュなものにワクワクできなくなってきている。 新しいと気持ちがいい、特にトイレは新しければ新しいほどいいし、清潔感が感じられる空間は大事。となると、今は何にワクワクするのか。 古いものを活かしつつ、新しい息吹を加える、いわゆる古

ミックスジュース×固めプリンの最強コラボ

”ヌン活”という言葉に初めて出くわしたとき ヌンヌンする(←自分用語で温まってぬくぬくする) ↓ サウナか温泉か、はたまた岩盤浴でヌンヌンすること ↓ ヌン活 と思い込んでいたら、友達に大笑いされた。 アフタヌーンティのヌーンを縮めてヌン活だそう。ややこしい。しかも、アフタヌーンティー活動って、スキニーが美徳とされている若い女子にとって、活動するほど食べ歩くのかと思う。 とあるホテルのラウンジにいたときに、究極に細くて色白のかわいい女子二人がアフタヌーンティーを楽しん

珈琲ゼリー好きを刺激するゼリークラッシュ

小学生のころ、お母さんがコーヒーゼリーにフレッシュをいれておいしそうに食べるのをみてものすごく食べたかった。 だが、お母さんは コーラ―を飲むと骨が溶ける 子どもが珈琲を飲むとガンになる と、かなり無茶苦茶な嘘をつかれたせいで、コーヒーゼリーが食べられなかった。真っ黒いキラキラ輝くゼリーに真っ白いミルクがかかった魅惑の食べ物。缶詰のみかんの具がはいったゼリーもそれなりにおいしかったが、食べられないとなると無性に食べたくなる。早く大人になりたいと思った。 そして待望の大

気になるニュードトール

東京で最近気になっているのがドトール。 ドトールなんてどこにでもあるでしょ!と思うでしょ? でも、この看板のドトールは関西では見たことがない。 ドトールのパクリ?それにしても堂々とパクるなと思いつつ、写真だけとって仕事へ。 そのあと調べたところによるとこのドトール珈琲店は、スペシャリティー豆だけをつかったハイクラスのブレンドでお客様をお迎えするいつもとは一味違うドトールなのだそうだ。 ドトールといえばミルクレープ。スペシャルドトールにもミルクレープがあるのはうれしいポ

電車が案内するカフェ

仕事で行った田端で、偶然見かけた気になるものが多すぎて時間があれば田端通いをしている昨今。 田端は文豪に愛された街としても有名なのだが、何かひきつけるものがあるんでしょうね。 と、こういうときはグーグルマップ。眺めているだけで気になる名称やスポットがどんどん出てくる。無料でこんな素敵な地図を公開していいものなんだろうかと思ってしまうほど、楽しいし、新しい発見がある。ありがとう、グーグル! 文豪たちが住んだエリアはここかな~、田端文士村記念館はここか、どの道をいくんだろと

窓があれば飽きない

「DVDかYouTube見せてないとあきちゃう」 と友達が嘆く。 今の子供たちは車に乗って出かけるのは特別なことじゃないんだ。 そもそもわたしの時代は車にテレビなんてものはないし、渋滞は当たり前。でも、わたしも弟も乗り物が好きだったからか特にブーたれた記憶がない。 飽きるなんてもってのほか。車に乗って出かけるだけで幸せだった。 で、何をしていたかというと、ずっと窓の外を眺めていた。特に何か特別なものがあるわけではないが、ただただ流れゆく景色を見ているだけで楽しかった