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ブータンズへの大恩返し

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同じ平たい顔族のブータン人は日本と似ているところが盛りだくさん、うけた恩を返す旅日記
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#僧侶

ブータンの香り

昨日までのブータン旅行記はこちら。 ゾンとは政府出張所や僧院などなど役所と寺の機能が1つになったところで、パロツェチュが行われているパロゾンもそのひとつ。 ということでゾン全体が寺ではなく、本尊があるひとつひとつの部屋が寺ということなのだ。これがわからなくて、なぜひとつひとつの部屋でそれぞれお布施せにゃならんのだ?と思っていたわたし。 理解はしても部屋それぞれでせっせとお布施をしていくと結構な額になる。 そんなわけで、この3階建ての建物の中にたくさん小部屋があるのだが

危険なホーリーウォーター

昨日までのブータン旅行記はこちら。 「好きなだけいてください」 写真撮影終了後、僧侶のやさしい言葉に甘えて誰もいない寺院内をただただぶらついた。 1人で平気なのに、扉をあけてくれたちびっこ僧侶が付き添ってくれる。 振り返ると、にこっと笑顔で返してくれるもんだから、意味もなく何度も振り返ってかわいい笑顔をみせてもらった。完全にあやしいおばちゃんだ。 するとボトルに入ったあやしい黄色い水を発見。 指をさしながらこれはなんぞや?といったゼスチャーをすると、またまたにっこ

嬉しそうな照れたような昔懐かしい笑み

昨日までのブータン旅行記はこちら。 マナス川を上っていくと日本が資金援助したような橋ではなく、白い鉄骨の頑丈そうな橋にたどりついた。 これまたインド人たちが車の往来も気にせずに橋の真ん中で家族写真をとったりしている。チュキはのろのろ運転で橋を渡り、それに気づいたインド人たちは橋の両側に散らばっていく。 それにしてもインド人たちはなぜにこんなに橋に興味があるのか。ちなみにこの橋はShershong Check postと呼ばれるところで、インド人観光客はこの先には行けない