幸せの国からトンネルがない国へ
前回までのブータン旅行記はこちら。
助手席でウトウトしているのに半永久的にしゃべり続けるドライバー。軽快な音楽とともにアクセルを勢いよく踏み、スピードをどんどんあげていく。
険しい山岳と急峻な渓谷に分断されているブータンではハイウェイと呼ばれていても、舗装されているだけで細いぐねぐねと曲がりくねった山道を走ることになる。しかも、首都ティンプーと空港があるパロを結ぶハイウェイでさえぐねぐね道なのだ。
男女問わず、そんな山道に慣れているのか華麗なハンドルさばきで車を走らせる