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ハワイ旅行記(2泊4日弾丸ツアー)(2)

前回、無事、アメリカはハワイ州の、ホノルルの、ダニエル・K・イノウエ空港に到着するところまでを書きました。

今回はその続きから。

ハワイでも車椅子で空港の外まで

ハワイ到着時も、車椅子での搬送をお願いしていました。ですので、一番最後まで機内で待って、車椅子と、押す人に迎えに来て頂き、飛行機を後にしました。
そのまますぐに入国審査?と思いきや、ターミナルを移動しなくてはいけなくて、それがバス移動で、どうするんだろうと思っていたら、ちゃんとバス、車椅子用のスロープが付いていて、それを引き出して乗せて頂きました。明るいおばちゃんで、降りるときには「Have a nice day!」とお互いに言っておわかれ。
そして入国審査。ずらっと人が並んでいるのを横目に、「Priority」と書かれた方へ車椅子が押されていきます。車椅子とか障害のある人向けのレーンがあるようで、こちらへスムースに行くことが出来ました。
入国審査では、滞在期間(3日間と言ったら、短っ、と言われたw)と、滞在場所(ホテル名を答えた)、所持金、そしてハンディキャップがあるようだけどハワイに親戚や友人はいるのかと聞かれたので、「alone.There's no friends or families. I can walk with this stick and do anything by myself.(一人です、友人や親族はいません。杖を使って歩けるし、自分で何でも出来ます。)」と答えました。で、納得して頂いたようで、「Have a nice trip!」と見送って頂けました。

空港の外で送迎の人が見当たらない

空港では、HISさんの送迎プランを申し込んでいたので、団体出口から出て、車椅子を押してくれてる人と一緒に、HISの看板か、それに類したものを探したけど見当たらず、車椅子を押してくれてる人に悪いので、ここからは杖で歩きますと言ってチップを渡し、おわかれ。その後、ウロウロ探していたら、声をかけてきてくださった方がいて、ビンゴでした。HISさんではなく、現地催行会社の看板だったのでわからなかったのです。まだ同乗予定の人がそろってないので、近くで待つように言われましたが、座るところがない、と思って近くのベンチに行ったら、杖をついている様子を見てか、どうぞ、と自然な感じで席を譲って頂けました。でもとにかく日差しが強い。翌日の大切なイベントの前に真っ黒になるわけにはいかないので、日焼け止めを入念に塗りました。

そして混乗(一緒に乗る)予定の人がそろったところで、大型バンに乗り込み、ホテルへGO!

ホテルで早速祝福を

ホテルについて、事前にアーリーチェックイン(本来は16時からのチェックインだが、予定があるので13時にはチェックインしたい)と、「ソロフォトウェディングで行きます」とチャットで伝えてあったのですが、到着して名前を言ったら、「Congratulation! Happy wedding!(おめでとう!いいウェディングを!)」と祝っていただきました。そして予定を聞かれ、今日ドレス合わせを15時から(なお、時間を15時からという言い方はアメリカでは軍隊くらいしかしないので、ちゃんと3 pm、と言っています、以下同じ)、明日10時過ぎに迎えに来られて、12時から2〜3時間ウェディングドレスで撮影してます、と言ったら、時間があったら見に行くね!と。あと、私の本籍地は京都なので、パスポートに「KYOTO」と書いてるのですが、以前京都にいたことがあると、あと、東京にもいたそうです。

ホテルの部屋はバリアフリーではなかったけど

ホテルでカギを受け取り、荷物を運んで貰い(チップ渡し忘れた)、同行者と別れて部屋に入ったら、ベッドがない。ソファーはあるけど。ついでにキッチンとダイニングもあるけど。と思ったら、なんとベッドが収納式になっていて、出せるようになっているんですね。というわけで、ベッド出す体力が無いので荷物を運んできて貰った人に出して貰い、そのままでしてもらいました。
すると、ベッドの大きさの関係で、お手洗いやお風呂や、また出口までの通路がそこそこ狭くなってしまうので、ちょっとバリアフリーの観点からはどうかなと。

ダイニングやキッチンは付いてるけど、今回の旅行では使いませんでした。というか、泊まったホテルの真下にABCマートが入っていたので、そこでなんだかんだの買い物をして、ジュースとかも大量に買ってきて、それでよしとしましたので。

ハワイでの大切な用事をこなすために

で、忙しく、同行者の用事のため、タクシーでお出かけ。無事通訳等をして、タクシーで戻って、今度はホテルにドレスサロンの方が来られて、ドレスサロンへ。

このあたりの話は別のnoteに書いてありますので、そちらをご覧あれ〜。

で、ドレスサロンで予定時間(1時間ほど)を大幅にオーバーして、2時間半もウェディングドレス選び(最終的に2着、試着はもっとしている)させて頂いたのですが、今日到着したばかりで疲れてない?と聞かれたのですが、テンションマックス、アドレナリンどばどばで、すごく楽しくて、嬉しくて、疲れなんか感じませんでした。

で、ドレスサロンの方に送っていただき、ホテルへ。帰りにABCマートでお買いものしてホテルの部屋へ。

少し休憩したら、今度はまた同行者の用事で移動し、通訳等をこなし、またホテルへ。
寝不足はお肌や美容に良くないし、明日はソロフォトウェディングで結構体力勝負だし、というわけで、早めに寝ました。

帰国用PCR検査を受けに

翌朝は早く目が覚めたので、シャワーを浴びて、花嫁さんになるための準備を調えて、そしていざドレスサロンへ!と言いたいところなのですが、日本の新型コロナウイルス水際対策の関係で、日本入国するためには(厳密には、日本行きの飛行機に乗るためには)、飛行機搭乗の72時間以内にPCR検査を受けて、陰性の証明書が必要なんですよね。(あ、このあたり詳しく、また有料記事になるかも知れませんが、日本への帰り方:新型コロナ編、を書きたいと思っています。)
なので、もともと予約していた、クリニックに、同行者と2人で歩いて向かって(すぐ近くなのです)、クリニック前で待っていたら、先にも日本人の方が。お聞きしたら、一回陽性が出てしまったため、5日間ホテル待機させられて、また受けに来たとのこと。いや、移さないでね、と内心おもいつつ。あ、ハワイではもうマスクの義務がなくなったので、街中でマスクしている人はほとんど居ませんでしたが、私と同行者はがっつり日本製の「超快適」(Byユニチャーム)でガード。

9時になってクリニックが開いたので、名前を聞かれ、中に。バウチャー(支払い済み証明書)とパスポート(必須です)を見せて、良いですよとなりました。あ、ここは日本人の方がされている(先生も日本人)クリニックなので、全面的に日本語が通じるので楽です。高かったけど。

なお、先ほど一度陽性が出て、とおっしゃっていた方は、外で待っていてくださいと言うことになりました。そして外で検査を受けられていました。

さて、運命のPCR検査。と言っても、昨日ハワイに着いたばかりで、接触したのは空港と、ホテルの人と、ドレスサロンの人(全員マスクしてた)と、ABCマートの人、そして街中をぶらぶらしたときの人と、同行者の用事で接触した人くらいで、1日でかかるくらいなら、それはどちらかと言えばハワイでと言うより、日本でもらったんじゃ?と思いつつ、鼻に綿棒を入れられて検査終了。結果は15時以降に取りに来てくださいと言うことでしたが、15時〜17時はまだソロフォトウェディングしている可能性もあったし、そもそもウェディングドレス延長プランで翌朝までウェディングドレスを着ているつもりだったので、ウェディングドレス姿で陰性証明書を取りに行くわけにも行かないので、データでと言って、メールアドレスをお伝え。

ついでだしワイキキビーチを

クリニックから、ホテルに戻る間に、ワイキキビーチがあるので、朝早かったのですがビーチに行ってきました。さすがに朝早いですが、でも人は結構居ました。

そしてついに夢のソロフォトウェディング

ここで同行者とはわかれ、私はホテルに戻って準備をして(メイクはしてくださるので、日焼け止めや、基礎美容液、乳液などを塗った程度ですが、肌がいろんな人から褒められたりうらやましがられたりするほど綺麗だそうで、あまりそこまでしなくても良いみたいですが)、そして予定の時間にフロントでドレスサロンの方と待ち合わせ。フロントの方の「Happy Wedding!」の声に見送られ、車でドレスサロンへ。

ここからの流れは、また別のnoteにしてあるので、そちらをご覧ください。おかげさまで、自分の中でいい決意決断が出来た「ソロフォトウェディング」になりました。

ホテルにウェディングドレス姿で帰った

そして、ドレスサロンに一度戻り、化粧落としは持ってきていたので、メイクもドレスもベールもイヤリングもそのままで、なんとホテルに。スーツケースをお借りし、翌日その中に一式を入れてホテルのフロントに預けてくれれば良いとのことで。

ホテルでは驚かれるとともに、「Beautiful!! Cute!!」と言って頂き、ウェディングの感想をお話しして、記念写真を一緒に撮ったりしました。そのあたりを歩いている人からも、「Congratulations!」「Happy Wedding!」と声をかけていただけました。

で、ホテルの部屋まで特別にドレスサロンの方に来て頂き、「See you next year!」と、来年も来てね!と言われ(出来れば毎年来てウェディングドレスの写真を撮って、変化を記録したいとお話ししていたので)、おわかれ。

同行者にも褒められ

同行者は時々実はソロフォトウェディングの様子を見に来られていたみたいなのですが、それは知らず、帰ってからしばらくして、同行者の用事も終わったからと言うことで、ウェディングドレス姿を見に来られました。
ものすごく綺麗でかわいい!というか、完全に女の子だし、もう女の子として生きなさい、といわれ、つい、「はい」と答えてしまいました。
もうこのころには、別のnoteに書きましたが、もう男性ホルモン補充療法や、性腺刺激ホルモン補充療法をしない、自分の出している自然なホルモンバランスで、女性化するとしても受け入れて生きていくと決意決断していたので、自然に「はい」と答えてしまいました。

PCRは2人とも無事陰性

帰って私はウェディングドレス姿でホテル内をウロウロしていたわけですが(笑)、部屋に戻ったところ、2人分の陰性証明書がメールで届いていました。
良かった、これで「陽性」が出ていたら、急遽ホテルを借りて5日間のホテル隔離と、再度のPCR検査、それを「陰性」になるまで繰り返すという途方もない作業が待っているところでした。
無事陰性証明書を入手したところで、今度はそれを「MySOS」というアプリを使って厚生労働省に提出するという作業が待っています。
同行者の偉い先生の分も含めて、登録作業を無事に済ませて、そして厚生労働省の中の人に頑張って頂き、30分ほどで確認終了の画面に変わりました。(このあたり、先述の日本への帰国方法解説:新型コロナ編、を作りたいと思っています。)
これで、無事日本行きの飛行機に乗れますし、日本へ帰国できます。

というあたりで、長くなって来ましたので、帰国の日はまた別のnoteで!

続きはこちら!


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