マガジン第8号(2020.9.26)「お金の使い方」
マガジン第8号(2020.9.26)「お金の使い方」
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目次
はじめに
1.時事ネタ「国際平和の日について」
2.今週の気づき「お金のもらい方と使い方」
3.近況
4.お知らせ・その他
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はじめに
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こんにちは。私が毎月発行している教室だよりのコラムをメルマガ化する
と宣言しましたので、実際にやってみようと思います。知識や言葉、思考は共有物です。私もたくさんの方々の影響を受けています。引用転用、シェアやご意見など遠慮なくどうぞ!!
自分が好奇心を持ち続け、失敗し続けることで、相手に心から「大丈夫」と言える人でありたい。そんなマガジンです。
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時事ネタ
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9月21日が「国際平和の日」ということもあり、平和活動に関連したお話です。趣味の講演を聞くことの関連で、最近聞いている認定NPO法人テラ・ルネッサンスの鬼丸昌也さんのお話を参考にさせて頂きます。
これも、先週ご紹介した
『熊本豪雨災害 一石二鳥チャリティーセミナー』
というYouTubeイベントで聞いたお話です。
皆さんは「コンフリクトダイヤモンド」「紛争ダイヤモンド」というものを知っていますか。私は今まで全く知りませんでした。レアメタルや希少原石の採掘には、児童労働などの不当な労働条件環境だったり、武器の売買や闇取引だったりと紛争の資金・原因となっているものが多くあります。そのようなものを取り扱わないように掲げたダイヤモンドを「エシカルダイヤモンド」というそうです。
唐突に、海外の少年兵が地雷で足を無くした写真を見せられても、なかなか自分たちと関係あるようには感じられませんよね。
ですが、この少年は、私たちが使っているスマホのレアメタル採掘による紛争(国と国との戦いは「戦争」といいます)が原因だと知ると、ちょっと他人事ではなくなります。因みに、iPhoneで有名なアップルは、紛争に関わるレアメタルは一切使用していないらしいです。
日本は唯一、原子力爆弾を落とされた被爆国ですが、その原爆の原料であるウランの採掘には、何も知らないネイティブアメリカンの人々が働かされ、たくさんの被爆者が出たそうです。レアメタル、レアアースは技術開発によってある日突然不必要になってしまうものもあり、荒廃した採掘場も多いとか。
このように、見方を変えると見えてくること。初めて知ることは沢山あります。知識を得た後、例え今、自分が何もできていなかったとしても、自分はダメだと思う必要はありません。
「自分に何ができるかをずっと考え続けること」だけいい。
それだけで、少なくとも知らん顔している人ではなくなります。そのうちに、買い物ついでに1円でも寄付をしてみるようになったり、ものを大切につかうようになったり、少しずつでも行動が変わっていけばいいのだと思います。
よく、「お金は稼ぎ方よりも使い方の方が重要」なんてことを耳にします。
生活するためにはお金が必要ですが、何にお金を使うかは、自分で選んで決めています。水道料金などは選ぶことができませんが、大概のものごとの支払いは自分で決められます。衣服や食べ物だけでなく、電気でさえもどこを利用するか選べるようになりました。ふるさと納税もそうですね。
いくつか例を挙げてみます。
自分の資産をネットバンクに預けて利率を上げるよりも、信用金庫に預けて地元の企業を応援することの方が考え方によっては価値が高いのかもしれません。
格安の徳用チョコより、高いけど森永の「しあわせへのチョコレート」プロジェクトのチョコを買ってみる。
「無料やセール品で安く買えた」とお金を使うより「ありがとうや応援の気持ちでこれだけ払う」っていう気持ちでお金を使った方が嬉しさが増すのかもしれません。
と、ここまで書いてみて思ったのは
お金を使って「自分が受け取る」と考えるか「相手に渡す」と考えるは大きな違いではないか。
モノやサービスを買うには買うのですが、その相手の顔を思い浮かべること、で随分豊かにお金を使うことができるのだと思います。
「お金を使って相手を幸せする」と考えると、買い物がより楽しくなりますね。
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今週の気づき
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今回は時事ネタの後に気づきを書きます。先ほどの続きです。
お金の使い方について考えたところで、お金の受け取り方についても考えてみたいと思います。お小遣いや給付金などを除くと基本的に
「お金を受け取る=対価をもらう」
という式が成り立っています。
そして、この式が「働いてお金を稼ぐ」という言葉に変換されていることが多いように感じます。
つい最近、「働くとは」というテーマで高校生と考えたのですが、労働と仕事の区別がつかない感じでした。
「仕事」は英語で「work」です。働くことそのものを指します。
一方、「労働」は「labor」。賃金を得るためのという目的がつきます。
同じ働くでも意味合いがずいぶん違ってきます。こんな話もありますね。
AさんとBさんとCさんは同じ線路づくりの仕事をして日当8000円をもらっています。3人に仕事中「あなたは何をしているのですか」と聞きました。
Aさんは「8000円稼いでいます。」と答えます。
Bさんは「線路を作っています。」と答えます。
Cさんは「町の人を豊かにする仕事をしています。」と答えます。
ちょっと極端ですが、このように、同じ「働く」でも気持ちによって大きな違いが出るのは火を見るよりも明らかです。
つまり、お金をもらうことが第一目的となっていると自他ともに満足感が低くなります。なので、私の現時点での解釈は「対価をもらう」ことと表現してみました。
自分が何かをおこなって、その結果としてお金をもらう。働く目的は
①「人を幸せにすること」、「社会貢献」
と
②「自己実現」、「面白そう」、「楽しい」
のどちらかだったり、両方だったりします。
②の場合は、仕事自体のやりがいや楽しさを感じている。または、応援してくれるファンを元気づけることによって対価をもらう。という図式が成り立ちます。
①と②の両立ができている(ことがわかる)人には、お金を渡す方も渡しやすいですよね。当然、受け取り安いのは言うまでもありません。
ですから、お金のもらい方は
「相手のために自分が気持ちよく働くこと」
といったまとめでいかがでしょうか。
そうすればきっと、お金を受け取ることに抵抗が少なくなり、お金を使うことへの抵抗も少なくなります。
お金がグルグル回ることで経済が豊かになります。だから、消費を促そうという政策が一生懸命おこなわれているわけですね。
「お金はありがとう券」
私もたくさん集めよう!じゃなくて、たくさん配ろう!!
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近況
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やっぱりものごとはベストタイミングだって思うんです。
例えば、事務所へ書類を出そうと思ってなんとなく「後でいいか」って先送りにしたら案の定行けなくなって、そうしたら、別の用事が発生したので次の日にまとめて行けたら一回で済んだのでラッキーでした。
天気の変化が激しいので「今だ」ってタイミングで外に出たら豪雨に当たってビショビショになり、着替えを借りたことによって、返すという理由ができたのでまたお世話になることができました。
ちょうど、あそこに行きたいなって思っていたら向こうから誘いがきたりとか・・・
抽象的過ぎて面白くないですね。すみません。
では、ネタ元がまた同じところばかりなんですが、先週のDAIさんのオンラインコンサートのチケットを購入した話の続きです。
まさかの連絡メールを2回もスルー。。。決して忘れていたわけじゃないのですが、おかしいなぁと思いつつ何もしなくて、結局前日の夜中に気づくわけです。
当日なんて、超迷惑なのに、事務局の方が丁寧に対応して下さりました。ひたすら、すみません。すみません。です。
で、結果として来月のコンサートへの招待に変更して頂けることになりました。しかも私のご都合を聞いてくれるって・・・心臓がドクドク言っています。
めちゃめちゃファンがいっぱいいるハズなのに、見ず知らずの私の都合に合わせようとして頂けるこの対応。こういうのを神対応っていうんですよね。
ということで、クローズドのオンラインコンサートですが、一緒に画面をみることは出来るので、どうやってみようか妄想中です(笑)
とりあえず、スクリーンに映せる環境を探します。きっと上手いこといくはずです。だって、上手くいくってきめてますから!
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お知らせ・その他
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今週は、寝る間も惜しいくらい予定が詰まっています。ふと思ったんですけど、たぶん仕事が趣味になっていて、日曜の家族の時間が仕事なんじゃないかって。
鼻歌を歌って、ご飯を「美味しい」って声に出して食べて、子どものケンカには関与せず違う面白いことを見つけて、うまく行かないことを笑って、絵本を読みながら朗読の練習をして・・・
娘が借りてきた本がとても感動でした。小学生の本と侮るなかれ、心情の表現とかストーリーとか、そこらへんの小説より面白い!(そこらへんの小説を読んでませんが)
『てづくりのスケート靴』著者:佐藤州夫さん
ご機嫌に振舞うのが最大の仕事です。でもこれも楽しい。
なので毎日が楽しすぎるんです。今は。
そうやって先延ばしにして月末までため込んだ書類をどうやってやっつけるか。
今回も長文お付き合いありがとうございました。
今日も心を込めて☆