シャンバラ書道会第7回発表会(2024/7-18~21)
シャンバラ書道会の書道発表会が、2024年7月18日~21日まで、世田谷美術館ギャラリーで開催されました。
毎年出品させていただいてますが、今年も無事に二作品出させていただきました。
今回は、臨書と自由書。
臨書は、米芾の「昔年帖」、
自由書は、李白「山中問答」の一節
「桃花流水」を書きました。
そして、ありがたいことに「桃花流水」の作品は、会場での人気投票で1位に選んでいただきました!
ありがとうございます!(組織票は自分含め4票は入っている・(笑))
自由書の作品に取り組んだのは初めてで、何の題材を書くか、どんな書体で書くか、どういうレイアウトで書くか、どんな紙、どんな墨、どんな筆を使ってどのように書くか。
それらすべて、自分で考え、自分で決めて、自分で取り組むという作業は、自由でもあり、自由に翻弄され、時に迷い、常に苦しみ…。
そして、完成した作品を会場で見ると、作品に込めた思いが、しっかり形になったと感じました。
李白の詩「山中問答」の一節
漠然と、流れに身を任せているようで、強い意志をもって流れていくこと。
自分の軸をしっかりと持って、自分が今いる場所で、前へ、上へとまっすぐ強い意志をもって自由の波に乗って進んでいこう、という思いを乗せて書きました。
作品を制作するにあたり、ホントにめっちゃ悩みまくって、締め切り10日前に謎の体調不良で4日寝込みました。
それが治ったかと思ったら今度は謎の蕁麻疹が出て、運悪く週末に当たってしまい、かゆいまま土日を過ごしました。
今回はじめて、『作品が仕上がるのか…』と真剣に思いました。
蕁麻疹は薬を飲んだら一発で治ったのですが、さあ、書くぞ!と書きはじめたところ、今度は筆の首がボロッと取れました。。
首が取れないように、首根っこを掴みながら深夜になってようやく完成。
締め切り滑り込みギリギリセーフでなんとか間に合いました。
そんなこんなの、汗と涙と蕁麻疹の自由書は実輪カラーサロンの床の間に展示しています。
桃花流水をテーマで描いたフルイドアートもあわせて展示しております。
セッションにお越しの方はぜひご覧ください。
今回、師範の認定をいただき、10月から書道教室を開講しますが(受講生さん絶賛募集中!)
来年の発表会には、由波教室の生徒さんの作品が会場に一緒に並ぶのを楽しみに、私もさらに稽古を続けていこうと心新たにした次第です。
シャンバラ書道会由波教室10月開講!
受講生募集中!!