真逆を狙え!
その昔《ビリーズブートキャンプ》が大ブレークしましたね。
まぜブレークしたのでしょうか?
『簡単に・誰でも・努力せずに痩せられる』
ダイエット業界がどの商品もみーんなこの「楽して痩せられる」という方に偏重していたところに、ビリー隊長が「痩せたければ、ハードワークをしろ!」と真逆の提案をしてきました。
すると。楽して痩せられなかった多くのダイエット失敗経験者が「やっぱり楽して痩せるなんて都合のいい話はないか…」
とビリー隊長に入隊したわけです。
そしてその数年後に『結果にコミットする』のキャッチコピーとともにさらに大ヒットしたのがご存知《ライザップ》です。
ライザップは「厳しいトレーニング」の他に、さらに絞り込んだ提案をしてきました。
・明確な期間(ゴール設定)
・パーソナルトレーニング(1対1)
・高い授業料(辞めにくい)
しかも多くの芸能人が実際に見違えるほどスリムになって、バキバキに割れた腹筋を披露するのですから多くの人が衝撃を受けたことでしょう。
私も友人が2ヶ月ほどで見違えるほどスリムになって驚いた経験がありますが、食事制限や少しキツめの運動は確かに大変だったそうです。
でもちゃんと成果が出てますからね。
そして決して安くないお金を払っているのも、やはり続けられるポイントだと言ってました。
これは非常に解りやすい事例ですが、極端に偏重しているマーケットにおいては、真逆に潜在的なニーズが発生している可能性があります。
飲食の世界で言うなら「焼肉はみんなでワイワイ食べるもの」という一般的なイメージを逆手に「ひとりで黙々と食べる焼肉」などは分かりやすい例です。
しかし、分かってもなかなか真空管ビジネスを一番槍で立ち上げるのは勇気が必要ですよね…
でもそこに飛び込む勇気も時には必要だと考えさせられます。