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#引き揚げ

たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年、満州1000キロを征く/石村博子#38

たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年、満州1000キロを征く/石村博子#38

本当にこんなことが可能なのだろうか?と思うほど、10歳の少年には過酷で、そして希望がある。

たった独りの引き揚げ隊の物語は、1945年の満洲から始まる。
同じく引き揚げの本はいくつか読んでおり、藤原ていの「流れる星は生きている」も感動する内容ではあるが、かなり悲惨な現実が描かれており読後は気分が落ち込む。
それは引き揚げの状況からして当然のことではあるのだが、この「たった独りの引き揚げ隊」は悲壮

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