コンサートホールだけで満足してる?サイトスペシフィックな音楽(1)
美術の分野では、サイトスペシフィック・アートという言葉があるそうです。
サイトスペシフィック・アート
美術作品が“特定の場所に帰属する”性質を示す用語。といって、美術作品にとって“特権的な場所”であるはずの美術館の機能を補完するのではなく、逆に批判するために用いられることが多い。展示空間全体をひとつの作品に見立てる「インスタレーション」や、「ミニマリズム」の純粋形式に対する反発として登場した「プロセス・アート」、公共空間における美術作品の意味を問う「パブリック・アート」とい