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ジュエリーの市場規模とクリエイターの関係

海外に比べると日本はジュエリー文化が浅く、普段からジュエリーを楽しむ機会も少ない。

ジュエリーデザイナーや職人の仕事量やプロダクトの創造性に関しても影響してくる話だと思う。

もちろん経済的な面にまでつながる。

日本のジュエリー市場は現在、約1兆円規模。

世界規模でジュエリー市場を見ると、約24兆円。

どちらの数字を見てもわかりにくいかもしれないけど、

世界とその比率を比較していくよりも、

日本のジュエリー業界の市場動向を現時点で俯瞰していて気になるのは

約1兆円規模の1/3は外資系ジュエラーの売上で成り立っていることだ。

あくまで概算と個人的な見解もはいっているので細かい数字は

ココを見てください(▼デロイトトーマツ参照)

あと矢野経も。

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2662

マーケティング的な話になるので、細かな部分はまた別の記事で書くとして。

結論から言うと、

ジュエリーの文化が浅い ⇒ 市場のシェアが奪えない ⇒クリエイターの仕事が減っていく ⇒創造性の高いプロダクトは生まれにくい ⇒デザイナーと職人の作業は分断される ⇒若手のデザイナー、職人が減少していく

凄く雑な。。。まとめ方ですがクリエイターの方が多い

ノートでは多分、察しが付くはず。

そう。

ジュエリーの文化が定着していかなければ、クリエイターを支える環境はいつまでたっても整わないし

海外のように、才能をもったデザイナー・職人たちがコンスタントに生まれてくるサイクルが作れない。

そんなことを想像させてしまう。

というか、これがかなり深刻な状態でおきている。

あ。。。言い出したらおさまらなくなりそうだから

ちょっと路線を変えて話すと。

この流れを大きく変えていくには、クリエイターの力を最大化することが

非常に需要だと思う。多分それしかない。

いきなりルイヴィトングループやエルメスのようなジュエリー企業が日本で生まれることはないからだ。

素晴らしい能力をもったデザイナーや職人は日本でも沢山いるのに、

ブランド化できない原因は沢山あると思う。

デザイナーや職人やCADクリエイターの個人の能力・スキル・才能を活かすことができれば、

流れはきっと変えられる。

そう信じている。


UK



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