いつまでも、読んでいたい本
最近の読書から。
大どんでん返し、伏線回収。そんな劇的小説も好きだけど。
秋の夜長、ごろごろしながらエッセイを読む。
「あーこのままずっと、読んでいたいなあ」。
そんな2冊を紹介。
🟣家から5分の旅館に泊まる/スズキナオ
去年偶然図書館で、ナオさんのエッセイを手にしてハマった。
最新刊の今作、書店で見つけて早速購入。
ナオさんがカバン一つでプラッと出かける。
その気軽さが心地よい。旅行鞄はいつも大きい私としては。
ちょうどコロナ禍での旅だったので、その記録にもなってるし。
まだまだナオさんの旅は、続くのだろうなあ。
🟣にがにが日記/岸政彦
移動図書館の書棚で私を待っていた1冊。
社会学者で大学の先生。という割には、私と同世代のあんなことやこんなこと。
ただの雑文日記(褒めてます)なのに、いつまでも飽きない。
先生といっても、所詮同じ生き物だ。
とても読みやすくて、挿絵もちょっと可愛くて。
だけど終盤の猫話は、ここまで書いたのをみたことない。
寝る前に時間をかけて読んだり、エンドレスでもいいかも。