ファミコン買ってもらえなかったファミコン世代の物語🎮
最近、ゲームについておもうこと
#noteゲーム で #ゲームで学んだこと というトピックがありましたので、自分にとっての「ゲーム」を振り返ってみたいと思います。
私の世代(40代)は、ファミコン世代。
いまだに「ゲーム」は大好きですが、世代によって全く違った価値観があるように感じます。
今の小学生はコロコロコミックでフォートナイト絡みの連載やらあるみたいですし・・・
世界的に社会現象としてDXが加速すればするほど「ゲーム」の世界観がリアルと融合してきている気がします。
世界のコミュニティの単位も国家→GAFA→特定のゲーム・・・みたいになっていくのかも・・・。
幼少期のビデオゲームとの出会い
「ゲーム」と言われると、ファミコン世代は真っ先に思い浮かぶのは「家庭用ゲーム機」なのかな、と。
それまでの「ゲーム」は「ボードゲーム」や「将棋」、「オセロ」、「ドンジャラ(麻雀みたいなの)」を友達とやることもありましたが、お外で元気に遊びましょう!ということもあり、
ファミコン革命前、家庭用は専用機で、テレビゲーム・ビデオゲームは、地味で面白くない「3色のドットのテニス(バーと白い玉だけ!)」だったと記憶してます。
うちにも確か1台あったのですが、お正月など親戚連中が集まるときにやっても、お世辞にもハマるレベルの面白さではなかったです。
で、面白いビデオゲームをするには、ゲームセンターに行かないとなのですが、「ゲームセンター=不良の溜まり場」という公式で禁断の場所となっておりました。
せいぜい、少し大きめのスーパーなどの隅っこにあるゲームコーナーで、型落ちしたアーケードゲームを20円とか50円でするのですが、これが楽しくて・・・笑 親たちが買い物をしている時間だけの至福の時間だった記憶があります。
ファミコン革命前 ゲームウォッチ現る!
そのような生活の中で、私の中で家庭用ゲーム機のはしりとなったのが「ゲームウォッチ」でした。
超懐かしいですが、当時クリスマスプレゼントで「新しいおもちゃの置き時計が出たから買って〜〜〜」と親にねだって買ってもらった記憶があります。
やはり当時は「ゲーム」というものに対する罪悪感があったのかと思います。どうしても「ゲーセンの不良イメージ」やら、「室内でこもって遊ぶひ弱な子供イメージ」、あと「目が悪くなるよ!」というやつです。
だから、ゲームウォッチを買ってもらう際の、おねだりポイントは「これは置き時計なんだよ!ゲームばっかりしないから!!絶対に!!」という、ある意味、ゲームばっかりしたい宣言になってしまっていたのかと。
ネット探すといっぱいでますね〜。(こんな動画あげてる人いるんだな〜感心w)
ついにファミコン登場!買ってもらえなかったトラウマ体験
ここからいよいよ任天堂の革命児”ファミコン”が登場します。
これは衝撃的だったな〜。当時の全国の小学生以上が震撼したのではないでしょうか。
低学年だった私にとっても夢のような出来事。
まずはクラスのお金持ちの家庭に本体+出ているソフトが配備され、遊びに行くのが順番待ち状態になります。まさかゲームセンターやスーパーの端っこのビデオゲームと同じレベルのものが、自宅のテレビでできるのですから・・・。
徐々にお金持ちじゃない友達の家にもファミコンは普及していきます。
そうなると、学校が終わっての”遊び”イコール”友達の家でファミコン”という暗黙のルール
めっちゃくちゃほしくなり、完全なファミコン中毒患者のような
しかし・・・我が家では以下の理由によりファミコンが買ってもらえませんでした。
【中村家 家訓】
・ナショナル製品でない家電は家に置くべからず
・テレビは1日1時間しかつけるべからず(水曜日はノーテレビデー)
・家庭用ゲーム機は3DO REAL もしくは MSX
親父がナショナルの販売会社に勤めていたこともあって、実家はオール・ナショナル製。自転車までナショナル製だったという松下幸之助マインド溢れる家庭で育っておりました。
あと、学校のPTAとかのルールで、テレビ自体をみる時間がかなり規制されておりました。ノーテレビデーという日に至っては、テレビの前に段ボールの札が置かれ”テレビ禁止”状態。
「目が悪くなるから・・」とか、「テレビは家庭の会話をなくす悪いもの」みたいな教育委員会などの影響もあったのかと思います。
その代わりといってはなんですが、ナショナル・パナソニック製のものは充実しておりました。
ぜんぜん流行らなかった「3DO REAL」の本体だけ、「MSX」の本体だけは完備されておりました。本体だけ・・・です。きょえー。
それからはゲームがしたいので、「BASICマガジン」の付録のプログラムをMSXでひたすら打ち込む日々。
保存する機械(テープレコーダー)がないこともわからず、電源を落とすと消えてしまうのですが・・・。小学生の頃は謎でしたw
それから数年したら、MSX用のゲームでロードランナーとハイドライドなど買ってもらい、貪るようにキーボードでやっておりました。
でも、友達はファミコンのメジャーなゲームをしている訳で、ドラクエやらファイナルファンタジーやら流行りについていけなかったのが痛い思い出ですね。
MSXでシューティングゲームのコナミ「グラディウス」をキーボードだけでラスボスまでクリアした自分を褒めてあげたいです(笑)
大学生になり、ファミコン熱が爆発
ファミコン解放されたのが、一人暮らしを始めた大学生の頃からですね。
真っ先にスーパーファミコンを購入!(苦笑)
当時は、スト2とか桃鉄とかが出始めた頃だったかな〜。もう寝る間を惜しんでファミコン大会をしておりました。
バイト終わりに先輩たちを家に呼んで朝までスト2大会・桃鉄大会ですね。
リアルなビリヤードやボウリングなどもやりましたが、やはり幼少の頃の”ファミコン・トラウマ”の経験から、家でゲームするのが一番楽しかったです。
やはり実家時代、ファミコンを買ってもらえなかったトラウマが大人になってから、「ゲーム熱」として爆発するんだな〜と思いました。
ゲーム機があるだけで幸福感があるので、それ以来も新しいゲーム機は常備しております。
大人になって10年続いているゲームは「モンスターハンター」シリーズ
ファミコントラウマから、プレステやら携帯ゲーム機やら一通りは購入し、メジャーなソフトを買ってはプレイしましたが、大体しばらくすると飽きてしまって、売ることがほとんど。ゲームはクリアしたら飽きるものだ!というのが昔の感覚でした。
しかし、どハマりして廃人のようにプレイしてしまうゲームに出逢います。
そう、偉大なるカプコン様の「モンスターハンター」シリーズです。
最初PSPのモンスターハンターポータブル2ndを後輩から譲ってもらいプレイしたのがきっかけでした。難しくてなかなか森の中で道に迷って、モンスターが出てきて、倒せず逃げて・・・なんじゃこのゲームは〜〜〜!というのが最初の印象。
それからMHP2Gが出て、再度購入します。PS3のフリーソフトの「アドホックパーティ」を使うと離れたところにいる人たちと4人でパーティプレイができるのですが、それにめちゃくちゃハマっちゃいました。
なんというか、4人パーティで共通の敵(モンスター)を倒すという友情的な助け合いが感動するんでしょうね。
しかもインターネットで知らない人たちに助けられたり、強くなって助けて感謝されたり・・・。
それからパソコン版の「モンスターハンターフロンティア」までどっぷりハマってしまい、10年以上続いているライフワーク的なゲームとなっております。
今はモンハンライズですね!やっている方も多いと思いますが、私の楽しみ方は、マイペースに野良ハンターとしてコツコツ続けること。あとTwitterやインスタグラムでゲーム専用アカウントを取得して、友達をつくって交流したりするのも楽しみのひとつ。
同じゲームタイトルでコミュニティが形成されると、気の合う人たちとの共通言語がそのゲームだったりして年齢性別問わず盛り上がれるのがいいことですね。
そういうゲームの世界観に共感して、プレイしながらSNSで繋がって、日々の生活にゲームが溶け込んでくるのが、ここ5年くらいの傾向なのかなぁ。
話題のフォートナイトはやったことないですが、最初に書いたコロコロコミックのネタになるくらいだから、その世代が大人になる頃には、ますます世界はゲームで繋がっていくんだろうなぁ。
また、自分のゲーム愛について、ゆっくりと時間を見つけて綴りたいと思いました。
今回はこの辺で。長文乱文、最後まで読んでいただきありがとうございました!
©️Mahalopine