知ってるつもりで知らない言葉 「シズル感」🤤🥩
いま読んでいる本「ecute物語」は、小売業界がベースとなっている企業の成長の軌跡をまとめたものだが、その業界用語なのか知らない言葉が時々出てくる。その中で、なんとなく知っているつもりだが、知らない言葉で"シズル感"という表現があったので調べてみた。
「シズル感」は、主に広告業界で使われる言葉らしい。
流行っているのかどうかは知らないが、広告業界で購買意欲を高めるために使われる言葉のようです。読んでいる本でも「もっとシズル感を出せないか検討に検討を重ねた・・・」のような使われ方でした。
何かシズルっていうカタカタ言葉がよく分からないけれど、聞いたことがあるような気がする言葉だったので"今さら聞けない"的になっていたのだと思います。
食べ物や飲み物の広告写真で、食欲や購買意欲が刺激される感覚。おいしさや新鮮さなどを購買者に訴えかけるセンス。「シズル感のあるポスター」→シズル
(weblioより)
「シズル感」せっかくなので使ってみたい!使い方を勉強しよう。
業界人ではないですが、今はマーケティングのお仕事を本業としているので、どこかで使えないかな、と。そんな無理に使う必要もないですが(笑)
いろいろ調べると、どうやらアメリカの経営アドバイザーである"エルマー・ホイラー"という人が1937年に出した本が発祥のようです。
ホイラーの公式とは、アメリカの経営アドバイザー、エルマー・ホイラー(Elmer Wheeler)が1937年の自著『ホイラーの法則』で表したマーケティング、販売のノウハウのこと。第一条から第五条まである。
第一条:ステーキを売るな、シズルを売れ
第二条:手紙を書くな、電報を打て
第三条:花を添えて言え
第四条:もしもと聞くな、どちらと聞け
第五条:吠え声に気をつけよ
ウィキペディアも全然まとめられてなかったです。
こちらの方がしっかりまとめてありました。
ホイラーの公式第一条/ステーキを売るなーシズルを売れ
・このシズルとはステーキをジュージューと焼く、あの音だ。セールスでいうなら売込みの最大のセールスポイントのことである。うなぎの蒲焼なら、あのたれの焼ける匂いのであり、お客が重要だと思うことである。つまり商品そのものの機能よりも、それを購入または使用することによって得られるメリットを感情的に表現することである。この感情に訴えるものが強烈な購入動機になるのです。
ステーキという商品そのものではなく、焼く音や匂いなど、顧客の感情に訴えかけるものが最大のセールスポイントだという昔からセールスの研究はされていたということか。リモート社会になってより一層この手のノウハウは重要になってきている気がします。
ホイラーの法則の本が、2012年にまた新装で発売されているようです。
とりあえず、読んでみましょうかなと思い、Amazonで購入しておきました。
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