宗像の朝
宗像国際環境会議の三日間が終わり、
翌朝の早朝に関係者のホットなメンバーと
宗像の海に禊にでかけた。
昨晩は遅くまで
環境・自然・生命・未来への熱い討論。
そのほとぼりの冷めない心で
清らかな朝の海にでる。
心地よい風の中、
はだしで砂浜を踏みしめて
からだ中で自然を感じるとき、
一体感・高揚感・充足感。
あたたかい気持ちになってくる。
海に入ると容赦なく
高く大きな波が次から次にきて、
皆を飲み込まんとばかりにうちつけられる
頭までみずに浸かって
全身を清らかな海水が包み込むと
その中は少しあたたかくて
静かな世界が広がっているように感じた。
朝日が昇ってくると
その光が波に反射して
黄金色にキラキラと輝く
思わず皆で顔をあわせて歓声がもれた。
八百万の神。
みんなでちからを合わせて
天照大神を呼び出そうとしているような、
少し不思議な感覚になった時間だった。
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