義務教育って、誰の義務?
こんにちは。
令和に改元されて、早いもので5日が経ちました。
今日は子どもの日🧒一昨日は憲法記念日でした。
それにちなんで、義務教育について。
義務教育って誰の義務でしょうか?
子どもに勉強しなさいって義務じゃなくて、保護者の義務ですよね。そして、国は、保護者が義務を果たせるように制度を整えなくてはいけません。だから、はっきりと「無償」と書いてあります。
憲法26条は教育の権利と義務について、述べられています。誰にも教育を受ける権利があります。もちろん子どもにも。
だから、もしも、子どもが学校に行きたくない時は、子どもの気持ちを聞くことが大事です。
子どもには義務ではなく権利があります。
だから、
「どうして、学校に行かないの?」
と、聞くんじゃなくて、
「どんなことをしたら、楽しく過ごせる?」
「何をしてみたい?」
と、子どもの楽しいこと、したいことを聞いてあげたいなぁと思います。
本来子どもは好奇心の塊。新しいことを知ることも、新しく出来ることを増やすのも大好きです❤️
私たち大人は、
子ども達が
新しいことを知ることにワクワクして、
したいことを存分に楽しんで、
能力を伸ばす、
そんな環境を創る義務があるんだと、
そんな風に思いました。
そして、子どもに普通教育を受けさせる義務とは、
児童労働をさせたり、監禁したりして教育を受ける機会を与えないことを禁じ、普通教育を受ける環境を整える義務です。
決して、学校に行きたくない子どもを学校に行かせる義務ではないんです。
普通教育を受ける場を整えるのは、国や社会の役目です。家庭と学校と地域社会がそれぞれの出来ることを分担しながら、協力し合って「子どもに普通教育を受けさせる」。そんな関係を創るのが、憲法26条の精神なんじゃないかな、と、わたしは思います。