そんな自分も愛おしい

札幌の朝３日目。

「オレはやっぱりライナスなのかも」

そう思わずにはいられなかった。
だって、全然熟睡できないんだもの。

毎晩、寝落ちしてます。
ホテルに戻って、ベッドの上にドサーッと倒れ込んでそのまま。
午前１時ごろ、むくーっとゾンビみたいに起き上がって、化粧を落として歯を磨く。
パジャマに着替えてベッドに入る。

するとなぜか目が冴えてくる。
少しするとウトウトしてきて寝ついてるみたいだけど、途中何度も起きる。５時ごろ目が覚める。もうちょっと寝たいと思っているのにぐっすり眠れない。
ガフー。なんなの！
眠いんだよ、オレは！
疲れてるんですっ！

ハッ。

そうか。
毛布がないから？
だっていつもと違うのはそれだけだもん。
ベッドも広いし、電気も消してるし。

そう思うと、オレはライナスなのかしらん？と思う。だって、毛布がないとダメなんだもの。
ホテルのパリパリシーツになじめない。
そして、どこに行っても順応性抜群だぜ！と思っていたけど、そうでもないことに気がついて、そんな自分も愛おしい。
毛布がなきゃ眠れないって。
ふふ。なんだ、それ。

※※※※
毎朝起きて、シャワーを浴びたあとにヴェレダのボディオイルをつけている。

ワイルドローズ オイル

強すぎないナチュラルな香りとからだに馴染むオイルの質感が好き。

からだは好きじゃないところがたくさんある。まず首周り。使いかた＆昔の姿勢の名残もあって、僧帽筋が分厚いし、足首はねんざで曲がってるし。足の指は榎茸みたいにひょろひょろだし。ウエストもキュッ！が欠如してる。

書き出したらキリがないぐらい、好きじゃないところはどっさりだ。

でも、このからだと死ぬまでつきあうのだ。
どうやったって今さら別のからだに生まれ変わることはできないし、そういうところ全部ひっくるめてオレですから。
そう思ったらヨシヨシしようじゃないかー！
と思って、ボディオイルをつけるときに脳内で思ってる。

そんな自分も愛おしい。

きょうも元気よくいこーぜ、愛おしいオレ。