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人を応援したいと思うとき〜映画『エール』を観て〜

福岡からの飛行機。
アマプラで映画『エール』を観る。
ちょっとだけ苦手なフランス映画。
でも、とても好きだった。


フランスの田舎町に住む女子高生。
彼女以外の家族、両親と弟は耳が聞こえない。
ふとしたことから、彼女は高校の先生から歌の才能を見出され、レッスンを受けるように。
みるみるうちにうまくなり、学校のコンサートでは観客から拍手喝采の彼女。
彼女の家族はその歌声を聴くことができない。
観客の拍手や彼女の姿から、その才能を察するしかないのだけれど、このへんからが本当にすばらしいので書きません。
ネタバレ、いけません!ので。
というわけで、ぜひ観て下さい。
わたしの言葉よりはるかにステキ!
百聞は一見にしかずです。


さて、人が誰かを応援したくなるとき。
もちろんその人に才能があったら「絶対、頑張ったほうがいいよー」とか言いたくなるし、背中を押したくなる。

でも、才能だけでもない。
それが好きだから。
やってみたいけど、一歩踏み出せないからとか。


「心を惹かれてる」姿を見るからなんだろうな。
そして見えないけれど純粋なエネルギーを自然に感じてしまうからなのかも。


なにかを。
誰かを。
『動かす』って理屈じゃない。
目には見えない何か・・・が絶対に必要だよねーと思ったのでした。


そして、見えるとか聞こえるとかより大切なことが温かくじんわり伝わってきます。
フランス映画、いい!←偉そうでごめーん!



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やまもとゆきえ
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