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この地球にはいったいどのぐらいの『美味しい』があるのだろう?

何かを食べるといつもかんたんに、そして当たり前に「美味しい」と口にしてしまう。
でも、「美味しい」には種類がある。
ひとことで言えば「美味しい」だけど、その美味しさはそれぞれ違う。
この地球にはいったいどのぐらいの「美味しい」があるのかな?
そんなことを考えるぐらいの『美味しい』に出会った。

きょう、初めて伺った『CONDATE』さん。

旬の食材をたっぷりと使った深呼吸のような、深くて柔らかなやさしいごはんばかり。

菜の花とイカ。
味は味噌と粒マスタード。

れんこんと春菊と牡蠣の春巻き。

甘鯛とかぶ。


バターナッツのリゾット。

奇を衒う気配はまるでないのに、食べたことがない味。それなのにどこか懐かしさや温かさを感じる。こんなに自分の語彙力のなさを悔やんだことはないかも。
そのぐらい『美味しい』。


これからもきっとたくさんの『美味しい』に出会うと思う。でもこの美味しいは唯一無二だなと思った夜でした。

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やまもとゆきえ
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