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死ぬまでにもうちょっとでいいから。

夕方から『カーディオバスキュラーブリージングプログラム』のオンラインスーパーバイズドクラスでした。

フランスの尚美さん、ドイツのマーティン、アテネのJacksonは朝10時。
Jacksonは朝からギリシャの小さな島に来ていたみたいで、青空の下にいました。
ヒュー。いいなあ。 
日本は夕方で、しかも鎌倉は雨。はぁ。

クラスが始まるギリギリに「ハロー」と顔を出すと、みんなに矢継ぎ早に聞かれる。


「ユキエ、大丈夫なの?」
「え!ウソ?大丈夫?」
「体調、どう? 回復してきた?」


うう。ガフガフ。


もともとzoomで話すのはとても苦手。
そのうえ、英語。
しかも矢継ぎ早。
三重苦!! オーマイガッ! 


いつもはここでニヤニヤして終わるオレ。 
でも、きょうは違ったよ。
たどたどしいけど、英語で言ったよー。

「Getting better. Thank you!」 

たったこれだけ。
それでもわたしにとってはエイヤーッです。 
だって毎回、みんなすごいスピードでいっぱい話すから、聞き取ろうとするだけでヘトヘト。
その中に入って自分から「話す」はマジ大変。  


でも、きょうは違うの。えへ。


言葉にしよう。

そう決めてた。


だいたいzoomのときは先生以外はミュート。
なので、ついついジェスチャーで済ませがち。
ブンブン頷いたり、ピースしたり。

その延長で話せる人たちがいると、ついおまかせになりやすい。
たったひと言、わざわざ言わなくてもいいよねってついつい思う。
それじゃなくても苦手な英語。
語彙も少ないし、わざわざカンタンなことは言わなくてもいいかな、と。


でも、そうじゃない。

わたしはわたしの声で。
わたしはわたしの言葉で。

わたしを伝えるのだ。


なので、終わったあともちょっとだけど、自分の言葉で感想言いました。
はあ、まだまだだけどね。 


根気よく。
死ぬまでにもうちょっとでいいから話せるようになろー。





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やまもとゆきえ
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