【読書記録#141】 この手紙、届け!〜106歳の日本人教師が88歳の台湾人生徒と再会するまで
<2024年12月19日、インスタ投稿>
この手紙、届け!〜106歳の日本人教師が88歳の台湾人生徒と再会するまで
西谷 格 著
たまたま、YouTubeで紹介(https://www.youtube.com/watch?v=RZP1B24hjbs)されていたことがきっかけで、読んでみた。
日本統治時代の台湾に家族で熊本から台湾へ渡った高木浪江先生。先生は台中高等女学校を卒業後、終戦に引き上げるまで、現地の小学校の先生として10年教壇に立っていたそう。
先生が106歳の時、当時日本で話題になっていた台湾映画「Kano」をきっかけに、台湾の教え子が今、どうしているだろうと思い、当時の教え子の一人へ手紙を書いて送ったものの、古い住所だっため、手紙は一旦台湾の郵便局で足止め。しかし、郵便局員の方のご尽力で、住所を突き止め、無事に手紙が届けられたことから、始まった先生と教え子たちとの交流。
オンラインでの同窓会では、先生も教え子さんたちもご高齢ながら、当時のことを鮮明に覚えておられたことや、先生の教え子さんたちに対する深い愛情と、教え子さんたちの先生に対する深い信頼と尊敬を感じられ、読んでいて心が温かくなった。
先生は、111歳にお亡くなりなったけれど、これからもこのように民間レベルでも日本と台湾の友情と絆が一層深まりますように。
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