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E8系「つばさ」初乗車と「小さな旅ホリデー・パス」の旅
山形新幹線「つばさ」用新車両として、今春のダイヤ改正で登場したE8系。いつ乗ろうかと画策していたが、ようやく11/10(日)で初乗車することに。
今はまだ既存車両のE3系と併用中なので、どの「つばさ」がE8系なのか確認せねばならない。
https://www.jreast.co.jp/railway/extratrain/2024/autumn_tsubasa.pdf
朝イチの「つばさ121号」が、ほぼ毎日E8系で運用されているようだ。前々日の金曜日にえきねっと予約を試みると、窓側はほぼ満席で空席は通路側に残っているのみ。福島までのチケットレス特急券を予約した。
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東京6:12発の「つばさ121号」は、「やまびこ」との併結はなく、単独で新庄を目指す。
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乗務員室の窓に見える「G3」の文字は、E8系の第3編成であることを示している。車掌さんが乗り込むと、いよいよ乗車の時間。
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乗り込むと、オレンジのシートが鮮やか。コンセントは、シート肘掛けの付け根にある。
発車すれば、福島までは1時間半ほど。あっけなく、E8系初乗車は終わる。早朝の下りでアルコールもないし、まあこんなものかなあ。
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モバイルSuicaで改札を出て、「小さな旅ホリデー・パス」を券売機で購入。宮城、山形、福島の三県をほぼ網羅した乗り放題のフリーパス。なぜか今まで縁がなく、今回が初使用となる。
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福島からの奥羽本線は「つばさ」も走るので、線路幅が新幹線と同じ。
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隣の線路より広いのがお分かりだろうか。
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奥羽本線普通米沢行きに乗車。庭坂を発車すると、山形県に向かって峠越えへ。急勾配が続くこの区間は、かつて4駅連続スイッチバックという難所だった。
山形新幹線が開業することになり、線路幅の改修に合わせてスイッチバックも解消された。最新鋭の電車なら、坂道発進も問題なしということね。
頂上に近い峠駅では、「峠の力餅」立ち売りが健在。
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ここに紹介したのは、以前買った際の写真。現在のものとは異なる可能性もあるので、ご容赦のほどを。
一日わずか数往復の普通電車に合わせた販売には、頭が下がるばかり。車内の乗客に売れていた様子なのは、ご同慶の限り。
「つばさ」は全列車通過なので、「峠の力餅」の存在に気づかない人がほとんどだろうなあ。
この電車の終点米沢に着くと、盆地は霧に包まれていた。
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特急券を別途購入し、後続の「つばさ123号」に乗ってみよう。
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やって来た「つばさ123号」は、既存のE3系。登場当時の塗装に復刻された編成だった。
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日曜午前の下りとあってか、かなり混んでいる。
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ホリデーパスに特急券を追加して乗車。
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山形に着くと、すぐに接続の仙山線快速に乗り換え。米沢での霧も晴れて、快晴の秋空が広がっている。
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女性運転士さんの凛々しい後ろ姿に魅了されつつ、立石寺最寄りの山寺に下車。
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紅葉が見頃ということで期待したのだが、思ったほどではないのかなあ。やはり、猛暑が影響しているのかも。
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ひとまず、山門入り口まで行ってみよう。日本人観光客の多くは、マイカーでの来訪かな。電車から降りたのは、少数の日本人とわずかな欧米人といった感じ。大型の観光バスが数台、狭いスペースに駐車しており、こちらは中華系の団体客だね。
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後続の仙台行きに乗るべく、山寺駅へ戻る。
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仙台行きに乗車して、終点まで。
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仙台駅構内の立ち食い店にて、期間限定という芋煮そばの昼食。
いつものように日帰りなので、観光要素はほとんどないまま帰宅の途へ。ホリデーパスは新幹線利用不可なので、東北本線を南下しよう。
白石、福島と乗り継いで郡山まで進む。18きっぷシーズンではないためか、主要駅周辺以外は落ち着いた車内が続いて快適。
ホリデーパスは新白河まで乗車可能だけど、ちょうど郡山始発の「なすの」があったので、転進することに。編成の半分は自由席なので、チケットレス特急券も自由席で購入。待っていたのは、懐かしのE2系。
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ここまで我慢していたが、ようやくアルコールご開帳。
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宇都宮、小山と短距離利用のお客さんで、自由席もほぼ満席。慌ただしい一日だったが、まずは上々の気分で旅は終了。めでたしめでたし。