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ヨガをシェアするのに大切な4つのP Week1 Zoom セッションより

このスタジオで大事にしているコンセプト The Four P’s 

Presence 今ここにいること
Personal sharing 自分のことをシェアすること
Powerful cueing ポーズを導く言葉の力をもつこと
Passion 情熱をもつこと
今日はこの4つのPについてを書きます。

Presence 今ここにいること

インストラクターはスタジオに来てくれた生徒さんと、自分が今ここにいるということに、最大限の意識を集中することが大事です。
スタジオの外、自身の日常生活で何かが起こっていても、ヨガの時間はいったんそれを手放して、自分の身体に集中すること。
インストラクター自らがそれをしなければ、生徒さんにもその環境を提供できません。

スタジオの生徒さんに集中して、みんなの動きを観る、感じる、時には生徒さんの雰囲気に応じて予定していたシークエンスや言葉かけを変えることも良いそうです。
確かに、同じ曜日の時間帯でも、初心者さんの多い回には先生のポーズへの説明が増えていました。
反対にヨガに親しんでいる人がほとんどの場合は、もっとチャレンジングで深いポーズに入るような言葉かけがされていました。

普段自分が生徒としてスタジオに通っていたときは気にしていなかったのですが、確かにヨガの時間はポーズに集中することができるし、日常のことを手放せている時間があったことに気づきます。
それが身体だけでなく、心もリフレッシュできた感覚を味わえている要因なんだと、あらためて学びました。

Personal Sharing 自分のことをシェアする

私がこのスタジオに通い始めてから、クラスの中でじっくりストレッチのポーズの間などに、先生が日常生活でのヨガ的考えを話してくれる時間がありました。
全部はもちろん聞き取れていないのですが、これらを聞いていたので、私の中でもヨガ哲学というものに興味がわいたのだと気付きました。
『今日ここに来る途中に渋滞にはまり、どうにもならない状況でした。レッスンの時間に遅れてしまうと焦る気持ちが芽生えました。
でも焦っている自分に気づき、深呼吸をして、その次は今何ができるか、最善は何かを考えました。
ずっと焦っていたりイライラすることは手放しました。ヨガではまず落ち着くこと、自分の気持ちに気付くこと、何かを手放して状況を受け入れること、そのときできる最善の選択をすることが大事なのです。』
などという話です。

インストラクターは off the mat でもヨガ哲学を取り入れて実践し、それをみんなにシェアしていきます。
こうしてクラスの中でも、ヨガ哲学についての学びを入れて、日常生活でもヨガ的実践ができるようにすることを大切にしているとのことです。

他のスタジオでは、これがないレッスンもあります。
それはそれでもちろん良いと思います。
このスタジオではポーズのみではなく、ヨガ哲学にも生徒さんに触れてもらうという目的がありますので、大事にしているそうです。
そしてそれはこのRYT200 でインストラクターになるために私たちにも求められる課題でした。

Powerful Cueing ポーズを導く言葉の力

力強さが必要なポーズのときは、声も力強くする。
自分の身体と向き合ってバランスに集中するポーズのときは、インストラクターは言葉を多用しない。
リラックスのポーズのときには、声色も優しくする。
ポーズだけでなく、適切なタイミングでの呼吸を促すことも大切です。
上記のパーソナルシェアリングの話は、ストレッチなどのポーズのタイミングで話すことが推奨されました。

生徒としてスタジオにいたときは何気なく、ただ心地よいと聞いていたキューイングも、インストラクターは気を配っていることだとの気づきがありました。
呼吸のタイミングも、ヨガを始めたばかりのころは分からなかったので、先生が言ってくれることで、身体で覚えるということができるようになっていたことにも気づきました。

Passion 情熱をもつこと

上記の3つを実践して、インストラクターとして、ヨガをシェアすることに情熱をもつことが大事だということです。
インストラクターが心ここにあらずな状態であったりすると、生徒さんにも伝わりますよね。

ヨガ哲学を実践して、どんなパーソナルシェアについての話をしようかと常に考え、自分自身のプラクティスでも心身を磨いていくことも、インストラクターとしての大切な資質です。

果たして私が英語で、その場の雰囲気を感じて言葉を選んで話し方に気を配って…ヨガ哲学の話などができるのだろうかと不安になりました。
でも、4つのPのコンセプトはとても納得ができるし、心地よいので、自分のできる最大限をやってみるようにしました。


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