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フィードバックの受け止め方を学ぶ RYT200 Week 1

これまで、私がアメリカで英語でヨガティーチャートレーニングを受けている過程を書いてきました。
今回は直接ヨガの話はありませんが、人生においてとても役に立つものを学んだと感じたので、書いておこうと思います。

パートナーさんとやクラスで、ポーズのキューイング(合図の出し方)を練習した際に、フィードバックをいただけます。
他の生徒さんへどうフィードバックを送るのか、そして受け取る側もどう受け止めるのかということについて、先生が伝えたかったことです。

課題のソース

下のポッドキャストをZoomセッションでもみんなで聴きました。

リスニングだけでは、きちんと理解できたか不安だったので、TED Talk版を探して、日本語での自動翻訳機能が使えたので、こちらでもういちど聞き直しました。

フィードバックにおいて大事なこと(上記資料からの要約)

受取る側が、耳を傾ける準備ができていること。
批判や意見を耳に入れない人は成長しない。
自身の傲慢さを教えてくれる人を大事にすること。
皆が意見や批判を心にしまっておくことが最大の悲劇。
批判に対してみんなで熟考することが大事です。
相手のことを思いやりながら、でもあえて率直に指摘すべきです。
自分の批判も間違っているかもしれないと謙虚な気持ちで、でも相手を助けたいと思っている気持ちもあらわすこと。
批判+自省=成長 ということを心に留めておくこと。

批判を受けたときのごく自然の反応

ドキドキして汗が出て、戦うか逃げ出す準備をするか、反対に足がすくむかもしれません。
とにかく身体がこの危機に対して反応します。
脳の偏桃体も反応して心も危機を感じます。
恥ずかしいという気持ちや挫折感、自分を全否定されているかのような感覚を味わったり、怒ったり、気分を害したりするでしょう。
そして、自分の味方でいてくれて、慰めてくれる人のところへ癒しを求めに行くでしょう。
自分を正当化したいがために、攻撃的になるかもしれません。
『そんなはずはない、何かの間違いだ、自分はそんな人間ではない』という証明モードに入ります。

社内での管理職評価で最下位評価を受けたが優秀なビジネスマンの言葉

それが正当な評価で、無力に感じるどころかむしろ力が湧いてくる。
最下位であってもランキングのデータはデータ。
それがいいものでも良くないものでも、知らないよりも知っておくほうがいい。
自分への批判を否定したくなる証明モードから改善モードへシフトすると、痛みは自分の成長への栄養と感じられるようになる。
批判を耳にすることも嬉しいとさえ思えるようになった。

批判やフィードバックから学ぼう

第一の評価(批判)よりも第二の評価(批判をどう受け止めて対処したか)で自尊心や自分への評価を取り返すようにすることが大事。
向上心をもって、ありのままの批判と自分を受け入れることは賞賛されるし、誇りに思っていいこと。
今後の成長が期待できるから。

私の感想

会社内評価の話で、ビジネスマン向けの内容かもしれませんが、全部が自分の人生に置き換えることが可能な教訓でした。
Brene Brown さんの The Power Of Vulnerability での
『自分の弱い部分を知ることは、優しくも強くもなるため、自分を愛するため、他人を愛するためにも必要なこと』
と言っていたこととも共通する概念でした。

ヨガのキューイングのフィードバックでも、ただ『自分がうまくできなかった…』ことに落ち込むのではなく、いただいた言葉は成長へのチャンスであり、対処して改善することが大事だということも、とても良く分かりました。
Week1という最初のタイミングで、みんながフィードバックはお互いのためにあるものという共通認識でいられるというカリキュラムも、良く考えられていると感心しました。


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