【おやすみ前に、お砂糖ひとさじ】なりたい自分が思い浮かばなくても、それはあなたの持つ特徴のひとつ
これから先どうなりたいかを考えた時、あなたには何か思い浮かぶものはあるでしょうか。
仕事でもプライベートでも、理想の姿をイメージできる方もいれば、そうでない方もいるかと思います。
そこに良い・悪いはなく、これはあなた自身の考え方の特徴のようなものです。
価値観型かビジョン型か
人にはこれまでの経験や積み重ねてきたことから未来を創り上げていくことが得意な価値観型と、理想の姿を思い浮かべながらそれに向かって頑張っていくことが得意なビジョン型とがあります。
ビジョン型の人は理想の姿を思い浮かべるのが簡単だったかもしれませんが、価値観型の人はそうでない方が多いです。
だからこそ同じ問いに対する答えも、それぞれ持っている性質によって、答える難しさが変わっていきます。
二つに分けてみてみましたが、これは自分の中にそのどちらもが存在している方もいます。
目の前に直面した課題に関しては価値観型の方が考えやすい方も、これから先の人生について考える時はビジョン型で考えることが多いかもしれません。
考えたい課題や悩みのレベル感によって、その時々フィットするものは、個人の中でも変わってきたりもします。
価値観型向きの考え方
理想を思い浮かべるのが難しく感じた価値観型の方や価値観型の方が考えやすいように感じる課題については、過去に目を向けると見えてくるものがあります。
これまでの経験やその中で感じたことを振り返りながら、今に繋がる大切にしているもの・価値観を明確にしていくことで、その先を描くヒントが出てきます。
そのヒントを元に、遠い未来ではなく近い未来どうしたら価値観を満たしながら進んでいけるかを考えていくと、今まずは歩みを進めたいと思える道が見えてくるかもしれません。
価値観とビジョンは繋がっている
価値観とビジョンについてここまで分けてみてきましたが、どちらが考えやすかったとしても、この二つはしっかりと繋がっているものです。
考えやすい方から考えながら、その先もう片方について考えを巡らせることで、自分の考えたことに深みや納得感が増します。
ビジョンから考える方がやりやすければ、理想の姿を先に考え、その後これまでの経験や価値観から"だからこうなのか"と理解できることで、よりモチベーションが上がります。
価値観から考える方がやりやすければ、これまでの経験の延長線上で"これを大切にしてきたからこそこうしていきたい"という自分の考えが持てることで、頑張る原動力がより湧いてくるようになります。
その時々に応じて自分の考えやすい部分がどこかを探しながら、是非自分自身にとって、より納得感のある人生を描いていってください。
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