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HSPとは。自分の気質に上手に付き合う。

HSP、というワードをご存じだろうか。

最近書店でもHSP関連の書籍が平積みされているのを目にしたりするので、言葉自体目にしたことがある方は多いかな、と思っている。
私自身、詳細に診断したことがないのだが、このHSPの気質に当てはまるところが大きいので、自分はHSPなのでは?と思っている。

HSPとは、

繊細さん。人によって異なるが、刺激に弱いタイプの人間のことを言う。

私の場合、音にすごく神経質なタイプだ。会社にいると電話が鳴るだけでビビるし、その辺で井戸端会議されると会話の内容というより「音がある」という状態に疲れてしまう。家に帰ると音の洪水に疲れ果てていて、換気扇の音や洗濯機の音ですら、うるさく感じてしまう。

また、他人の言っていることに必要以上に考え込んでしまう。おそらく相手はそんなつもりで言っていなくても、過剰に気にする。私が悪かったのだろうか?と考えてしまう。いろんな人に気を使わなければいけない環境につかれるので、特に飲み会の場などは嫌いである。

私には、このHSPという気質に加えて、HSS型という厄介なものも備えている。刺激が好きなのに、刺激を受けるのが嫌いというダブルコンボなのだ。

基本、フットワークが軽いほうなのでいろんな世界には顔を出してみるほうだ。しかし、HSP気質なところ(音が極端に苦手)もあり、がやがやしているところが大変苦手である。社交場にあまり行くことが好きではない。みんなどうやってこの音に対処しているのだろう?と初めは考えていたが、そもそもこれはみんな気にしていないことなのだ、と後から気づいた。

このような気質を持っている、と気づいたのは、会社に入ってからだった。

会社の中はいろんな音であふれている。
人がたてる物音もそうだし、PCや機械音、そとの音など、数え上げるときりがない。その音があふれている状態に私はひどく疲れていて、他の人は音に対してあんまり疲れていない、という差がある事に気づいた。
HSPにとって職場はストレスのたまる場所でしかないのだが、
周りの人は皆そういう意味でなく、通勤が面倒くさいとか、退屈な会議に出席しないといけないとか、そういったことに嫌だと感じているようで、
私がストレスに感じていることと若干ずれている、と気づいた。

リモートワークになってから、音を気にしなくてよくなったし、
格段に仕事がやりやすくなった。
そうなってくるとこれを続ける方法はないものか、と考えてしまう。
HSPという気質をどう使うかは、人それぞれだけど、
違っている部分がちゃんと生かされるような場所に自分を置いておけるように、考えながら生きないと、いけないのだな、と思わされる。

強みを上手に使う、とはよく言われているけど
結局どうやって環境を移動したらいいのかよくわからない。
でもこの気質に気づけただけでも第一歩で、
HSPの気質がどんなものかや、HSPの方がどういった働き方をしているか知ることで、もっと自分の世界が広がればいいな、と思っている。

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