「奇跡を起こす365日コーチングブック」 (7bookcover challenge 3日目)
7bookcover challenge3日目は、
北海道・帯広市の歯科医であり
ベストセラー作家でもある
井上裕之先生の
「奇跡を起こす365日コーチングブック」
(フォレスト出版)
です。
実はこの本、井上先生の講演会会場や
先生のコース受講者しか購入できない本です。
ええ、わたしも井上先生が
提唱する人生哲学「ライフコンパス」
を学んでいました。
というのは、実はその当時、
わたしは色々なことで人生に行き詰まっていまして...
目の前が真っ暗で、どうしたらいいのか
分からなくなりそうだった時に、
たまたま井上先生のコースの情報を見て
本当に天の啓示を受けたような気持ちで
学び始めたのです。
「ライフコンパス」は
ミッションと潜在意識を二つの柱とする人生哲学、
というと難しく聞こえるかもしれません。
でも、例えば、旅行に行く時、
北海道に行くのか沖縄に行くのか
決めていなければ
チケットも買えないし
宿泊先も予約できないですよね?
人生もそれと同じで、
人生に悩んでいても
自分の目指す目的地が分からなければ、
正しい方向に行けるわけがありません。
「自分はなんのために生きるか」
という自分ならではのミッションを作り
潜在意識を使いこなすことで
自分の理想の人生を実現していく。
なんとか人生を変えたくて、
必死でライフコンパスを学んでいました。
(当時のことをお話しするとこのくらい長くなります…
https://amzn.to/3dtfqqP )
そんな時に出会ったのが、
このコーチングブックでした。
井上先生の学びが詰まったこの本を
その名の通り、365日かけて
毎日その日のメッセージを読み、
アクションプランに取り組んで行きました。
「ゆっくりと時間をかけて
人生の軸を作るとは、こういうことか」
という学びの毎日でした。
先生から直接学ぶコースを終えた後も
わたしはこのコーチングブックで学び続けました。
その時に学んだことを、一つご紹介しますね。
『言志録92』
「花は、内に満ちるものが、やむにやまれなくなり
ほとばしるように蕾をやぶって、咲き出る。
仕事や作品も、時間をかけて積み重ねたものが、
内にみなぎって抑えきれなくなり
ついにおのずから姿を表す」
この言葉に、井上先生は
「コツコツと小さなことでも積み重ねることで
内から抑えきれなくなり、
大きな花が咲くのではないでしょうか。」
とコメントされています。
なるほど、「花はやむをえずして咲く」のか…
どんなに辛い時にも
どんなに先が見えなくても
その状況に負けずに
諦めることなく、淡々と努力を積み重ねることの
大切さを教わったと感じました。
あの時、じっくりと時間をかけて
自分と向き合い、
自分一人では出会えなかったようなことを
一年の時間をかけて学べたことは
本当によかったと思っています。
学ぶだけでなく、
「どうやったら、自分がしたい仕事ができるようになるのか」
「どうすれば、自分の理想の人生に近づいて行けるのか」
を模索してもがいているうちに、
ひとつひとつ、いろいろなことが解決して行きました。
それまでも英語を使った仕事はしていましたが、
実はその時、体調を崩して仕事を辞め
「英語を使った仕事をするのは
もう無理かもしれない」
とまで思っていました。
でも。
なんとか道はあるはずだと
もがいていたある日、
買い物をしていた時に
派遣会社から
「翻訳と通訳のお仕事があります。
期間限定ですが、やってみませんか?」
と電話がかかってきた時の
驚きと嬉しさは、
今も忘れられません。
そして、
わたしは夢だった翻訳と通訳の仕事が
できるようになっていました。
派遣社員にも関わらず、
2週間の上海でのトレーニングにも
通訳として参加させていただく、
ということさえ起こりました。
その仕事を皮切りに、わたしは翻訳や通訳メインで
お仕事ができるようになったのです。
その後も順風満帆だった訳ではなく、
道に迷ったこともありましたが、
それでも、自分の目指すものがわかっているからこそ
また軌道修正して歩き出すことができたのです。
井上先生の本には他にも好きな本がたくさんあるのですが
やはりこの本は特別でした。
もし井上先生の講演会に参加された時には
書籍のコーナーでこの本を探して見てくださいね。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
*****
「7boookcovers(7ブックカバーチャレンジ)」の目的は、
自宅で過ごす時間を豊かにということと、
お友達の輪を広げていくことです。
7日間、7冊の本を投稿し、
可能であれば、その都度お友達を紹介します。
そのお友達にも、バトンを渡し同じことをしていただきます。
とは言え、紹介されたお友達はお断りしてもOK.
また、「自分のお気に入りの本のカバーを撮り、投稿」
という基本ルールを守れば、
本の内容や感想は
必ず書かなくてはいけないという決まりはないようで、
自由に書いてよいとのことです。
*****
この記事が参加している募集
カフェで書き物をすることが多いので、いただいたサポートはありがたく美味しいお茶代や資料の書籍代に使わせていただきます。応援していただけると大変嬉しいです。