ファンを大切にし、ファン中心に考える「ファンベース」の重要性 by さとなおさん
6月20日、和田裕美さんの会員組織むけに開催された、
WEBセミナーに参加しました。.
昨日のゲストは佐藤尚之さん。
(通称さとなおさんと呼ばれています)
作家でもあり、約三十年に渡り、
日本最大手の広告代理店でお仕事をされていた方で、
実は一時期ブームになった「うまひゃひゃさぬきうどん」の作者でもあります。
そのほか、まだ「食べログ」などがない頃に
自腹で食べ歩いて本を出版したり、
ブログを書いたりと、
時代の十年先を進むような活動を続けていらっしゃる方です。
さとなおさんはマーケティングの専門家なので、
今回は「ファンベース」
(ファンを大切にする、ファンをベースにした考え方)
が今後マーケティングにおいてさらに大切になっていく理由について
話してくださいました。
以前は商品やサービスを売るには
マス・マーケティングが有効でした。
しかし、今では社会の状況はずいぶん変わっています。
さとなおさんによると、この変化の流れは
基本的に新型コロナウィルスの発生にかかわらず
続いているとのこと。
さとなおさんがマーケティング手法で今もっとも重要だと考えているのは、
共感してくれるファンをベースにしたマーケティングです。
なぜなら、マーケティングの中心が「マスメディア」中心から
個人どうしで直接口コミで情報を伝える
「マンメディア」中心に移っているからです。
現在、インターネットは世界を大きく変えています。
以前はマスメディアを通したマーケティングは効果がありました。
現在の状況と比べると情報が限られていたためです。
でも、今は世界は情報で溢れています。
もしある企業が多額の費用をかけてマーケティングを行っても、
その情報はとんでもない情報量の中ではたったの「ひと粒」でしかないのです。
そして、あまりに選択肢が多すぎると、自分の好みがなければ、選ぶことも難しくなります。
時々、人は選べないと、買うのをやめてしまいます。
(わたしも経験があります。)
そんな時、もし家族や信頼できる友達が気に入っている商品を勧めてきたら、
その人はそれを買うでしょう。
それは、そういった人たちの意見が信頼できるからです。
・・・・・ほんのさわりの部分のみ、お伝えしました。
ちなみに、佐藤さんの「ファンベース」のファンは
もちろんアイドルやスポーツ選手を熱烈に崇拝するファンではありません。
たとえその会社やチームの成績が落ちても
(試合に負け続けるとか、スター選手が抜けるとか)
その会社やチーム、商品などを
愛し続ける「本当のファン」
のことです。
昨日のお話、上の写真のように、
日本の今後の不況の原因などの
社会背景のお話も含めて、
本当はもっと濃くて深かったのですが
全てご紹介すると大変なことになりそうですので、
詳しくは佐藤尚之さんのご著書
「ファンベース
—支持され、愛され、長く売れ続けるために—」
https://amzn.to/2CsTJKf
をご覧くださいね。
わたしもこの本を持っていますが、
勉強になるところが多すぎて、
書き込み&「付箋フライドポテト」状態です。
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
*「人生よかったカルタ・おじさん編」
今回は「め」。
「メールでしか
部下が話してくれなくてよかった。」
絵札では、熊の上司が飲み会の席らしく
ビール片手にメールをチェックして
「山田、辞めるって。。。」
一気にビールの味が消えそうです。
さて、その「よかった」理由は?
フィクションで良いので、
「よかった」理由を考えて見てくださいね。
わたしの解答例は
「何も言わないよりは
メールだけでも連絡してくれてよかった。」
でも、個人的には
「本当に大事なことは直接話すか、
せめて電話した方がいいのでは・・・」
と思います。
このカルタ、このように、
なんでもいいので
「よかった」理由を考えるのがミソです。
あなたはどんな理由を考えますか?
ぜひ、聞かせてくださいね。