日々なにげなく目にする映像も。
今日は祝日ですが
わたしは在宅で仕事をしていました。
日曜日に報道関係の
別のお仕事をいただいたのですが
わたしたちが通常テレビ番組で目にしている
映像について
「なるほど!そうなのか」
と驚くことが。
例えば、どなたかが環境問題について、
ご自身のtwitterなどで映像付きで投稿したとします。
そして、それを見たあるテレビ番組関係者が
「この画像、うちの番組で使いたいな」
と思ったとします。
その場合、テレビ局側の担当者は
SNSや個人のメルアドなどを特定できる場合は
とにかく使える手段を使って
動画・映像を掲載している本人に連絡を取り
1)その方の画像を使っても良いか
2)使って良い場合、名前などの掲載方法
3)使用料の有無
などを確認するのです。
ただし、もしご本人がtwitterやfacebookなどの
ご自身のアカウントやWebサイトに掲載している場合は
連絡が取りやすい場合もありますが、
そちらに連絡しても、すぐには連句が取れない、
または全く返事がこない場合もあります。
また、今は個人情報をあまり明かさないので
個人アドレスや電話番号を見つけるのは至難の技です。
さらに、他の番組やサイトで
ある方の写真や動画が使用されている場合は
そこに掲載されているクレジットを見て
動画や写真の持ち主に
「いつの番組に使用されていたあなたのこの動画を使わせていただきたい」
と使用許可の連絡を取ることもあるのです。
しかも、その相手は海外の方であることもあるわけです。
そして、報道番組の性格上、その許諾申請は急ぐ必要があり、
なんとかして連絡先を見つけ出して、
電話、メール、SNSのメッセージなど使える手段を全て使って連絡を取ることを
試みるのです。
・・・ということを先日の仕事で初めて知りました。
報道番組ではやはり資料になる映像があるかどうかで
説得力も随分変わりますよね。
報道に関わる方は
時差もある中で海外の方とも使える手段を取りながら、
できるだけ番組に最適な画像・映像を手に入れるために
このようなお仕事もされているのだな、
とびっくりしました。
(ただし、かなり時間がかかる煩雑な作業なのでわたしのような人のところに
外注されたりもするわけですが)
「毎日自分の知らないところで様々な人がお仕事してくださるおかげで
日々の生活が成り立っているのだな」
と実感しました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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