自分の気持ちに寄り添う、心地よい暮らし
僕は現在、大阪と東京の2拠点生活をしている。
移動は月に1回。
月の半分を大阪の実家で暮らし、
そして残り半分を東京で過ごす生活。
東京での生活は、
今年の1月までホテル暮らしだったけど
2月からADDressというサービスを利用して
他拠点生活をしている。
6/6
緊急事態宣言が解除されたこともあり、
僕は仕事で大阪から東京に移動していた。
そして6/21。
東京から大阪にそのまま帰る予定だったけど
都道府県を超えた移動も解禁となったので
長野に5日間、寄り道することにした。
- 9:50 -
バスタ新宿から高速バスに乗り、長野県へ。
昼過ぎには長野駅に到着していた。
今回の目的地は、長野県小布施町。
足を運んだ理由は、
ADDressの拠点が小布施にあったから。
いつものごとく、何も調べずに向かう。
新しい発見があって
ちょっとしたマイブームになっている。
長野駅から長野電鉄で小布施駅に向かうが
PASMOやSUICAは使えない。
単線で1時間に2~3本。
自動改札は無くて、切符を手渡しする。
人生初の有人改札で少しドキドキした。
電車で30分乗ると小布施駅に到着。
着いたら思わず写真を撮ってしまった。
のどかな風景で、この風景を見ただけで
ここに来てよかったと思うくらい。
そこからタクシーで10分。
ADDressの拠点がある。
1階はコワーキングスペースのハウスホクサイ。
2階に滞在スペースがある。
1人では贅沢すぎるくらいの広さ。
正直東京で1人暮らししていた
1Kの賃貸より大きいスペースだった。
キッチンは給湯室サイズだけど
最低限のものはそろっている。
時間もあったので、自炊することにした。
といっても、自炊は数年振り。
社会人になって初めて1人暮らしをした時には
自炊をしていたけど、仕事が忙しくなってからは
自炊からほど遠い生活をしていた。
調べてみると、徒歩10分のところに
長野では有名のスーパー、ツルヤがあった。
ツルヤオリジナルの商品が多数あり、
リンゴジュースとジャム、ソーセージは絶品。
普段朝食は食べないし、
作るなんてもっての外だったけど、
毎日、朝のモーニングが楽しみすぎて
早起きして自分で作って食べていたくらい。
- 2日目以降 -
移動が億劫だったこともあり、
長野駅に戻って、レンタカーを借りた。
ADDress会員ではおなじみのガッツレンタカー。
4日間レンタルして1万円だったので、即決だった。
このレンタカーを手にしたことで
さらに自分の「やりたい」が広がった。
ハウスホクサイから車で20分圏内に温泉が3つ。
仕事をしつつ、疲れたらレンタカーで温泉へ。
サウナ・露天風呂・水風呂・内風呂と
この絶景が付いた「ぽんぽこの湯」は
450円という破格だったので、もうヘビーユーザー。
また長野県産のズッキーニが手に入り、
家守の塩澤さんから玉ねぎをいただいたので
ガパオライスを作ったり、
個室は白壁一色だったので、
持参したプロジェクターでNetflix鑑賞したりして
自分の気持ち『やりたい』に従った。
また小布施の町を歩いてみると、
栗・リンゴ・巨峰がよくみられた。
また栗菓子のお店やお蕎麦屋さんが多く、
お蕎麦を食べたり
仕事のご褒美でモンブランを買って帰った。
この旅で大きく変わったこと。
それは「時間の使い方」だった。
東京や大阪に居るときはいつも
誰かと過ごしたいがために予定を詰めていた。
予定を詰め込みすぎたり、
気を張っていることも多く
体調をよく崩しがちだった。
だけど、今回は自分のためだけに時間をつかえた。
もちろん仕事はしていたけど、
それ以外に予定を入れていなかった。
だからこそ、
自分のペースで思い思いに過ごせる。
これが一言で言うと、
すごく贅沢な時間だった。
その土地の食材を食べ、自然を堪能する。
そして疲れたら温泉にいく。
その土地の名産や歴史にも触れ、
その時々に思った気持ちを大切にする。
今振り返ると、
長野に寄り道しようと思ったのも
ゆっくりしたかったんだなぁと
無意識に思ったからだと思う。
つぎは7月末に白馬へ。
3~4年前に夏の白馬を体験してから、
毎年夏は白馬に旅行している。
夏の白馬はクーラーがいらないほど涼しい。
いつもは1泊2日だけど、今回は1週間。
もう楽しみで仕方ない。
パソコンあればどこでも
仕事できるようになったからこそ
できる過ごし方だと思う。
また秋になったら、
小布施にもぶどうや栗を食べに行こうと思う。
四季を感じる暮らし。
そんな些細な理由で
ふらっと出かけられる今の暮らしが好きだ
結婚したり、子供ができると
なかなか出来にくい暮らしなのかもしれない。
今したい暮らし、
今だからこそできる暮らしを楽しみたいなと思う。