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【#自分史音楽】高校時代×すべてがスケールアウト

#自分史音楽も2週目に突入。

3週にわたってSpotifyを使い
自分の人生を時代ごとに音楽で振り返る。

1週目は中学時代(2003年~2005年)

「中学時代×中二病のお供 - 片想いと思わぬ出会い –」
とタイトルを付けてプレイリストを作った。

■ 詳細はこちら
https://note.com/yuki_nishide/n/n4ea3af848eb0

■ 他の参加者のプレイリストはこちら
https://note.com/hiromi_okb/n/nde99730e1c20

今週は高校時代(2006年~2008年)

楽譜が読めず、楽器経験はリコーダーのみの自分が
ドラムに強いあこがれをもち、軽音学部に入部。

これまで「音楽=中二病のお供」だったけど

「聴く」から「演奏する」
「1人で楽しむ」から「友達と楽しむ」
と音楽の立ち位置が大きく変わる。

音楽がいろんな役割を持つようになり
高校生活の潤滑油の存在となっていた。

この当時聴いていた音楽がきっかけとなって
沢山の友達が出来た。
アホみたいな思い出もたくさんできた。

今の自分があるのは、間違いなく
高校の軽音楽部に入っていたからだと思う。

正直、軽音に入っていなかったら
今の周りにいる友達の8割は出会ってない。

※フェスするという発想にならなかったと思うから(笑)

ちなみに高校の時の音楽の聴き方は、端的に上げると下記。

・インディ志向
・メロコア全盛期
・コピー曲良し
・知らない曲を聴くことに抵抗感なし
・メイン邦楽、時々洋楽
・ライブ:観るではなく演奏するもの、ライブハウス
・i Pod × TSUTAYA

今ではほとんど聴かない
青春パンク系やメロコアは
この時期アホほど聴いていた。

テンポ速い曲=神曲と
聴き漁っていたのを
鮮明に覚えている。(笑)

そこでこのnoteでは、今回のプレイリストの
各曲エピソードを記そうと思う。

プレイリストのジャケ画は、軽音合宿での1枚。
「畷高 軽音学部」でgoogle画像検索したら
まさかの自分達の写真が出てきて笑った。

ノリで買った100均の銃でも遊べるくらい
あの時は若かったなと。●ッシー写真ごめん(笑)

<プレイリストの構成>
■ 1学年4~5曲で構成
高1:4曲 / 高2:4曲 / 高3:5曲

■ 具体的な構成は下記
❶軽音学部(2~3曲)
 a.バンド曲(1~2曲)
 b.先輩や同期のバンド曲(1曲)
❷影響曲(1曲)
❸思い出(1曲)

■プレイリストはこちら


【2006年 高1】

<軽音学部2曲>

① 一期一会 / 3B LAB.☆(バンド曲)

軽音学部に入部してバンドを組んだ。このバンドは3年間卒業するまで組み続けていて、メンバーに今回の自分史音楽を一緒に企画しているHIROMI OKUBOもいた。

全員、楽器初心者であるにもかかわらず、バンドメンバー全員トランプの大富豪に大ハマりして、練習よりも大富豪をしていた記憶の方が強い(笑)

とはいえ11月の初ライブにむけて、このバンドで一番初めに練習した曲。
最初、冒頭10秒でも全く合わず、例のHIROMI OKUBOがつるし上げのように犯人捜しをしたのは、今でも鮮明に覚えている。


② ジターバグ / ELLEGARDEN(先輩の演奏曲)

入学して早々、3年生の先輩が地元のライブハウスで新歓liveをやっていた時に演奏していた曲。EXILEのヘビーリスナーだった僕にとって、初めての箱、初めての生ロックはすごく印象に残っている。このライブをみた次の日に、TSUTAYAにあるELLEのCDをすべて借りた。EXILEを卒業した1曲だった。


<影響曲1曲>

③ cpx / BIGMAMA

例のHIROMI OKUBOと同じく中学の塾が一緒だった尾崎という友達(彼もバンドメンバーだったが、家庭の事情で脱退)で、いろんな音楽を聴き漁っていた時、HIROMI OKUBOがこの曲良くない?と勧めた一曲。

先輩の影響でELLEやGREEN DAY、SUM41とか聴き始めていた時だった。メロコアのジャンルと言えば、ギター・ベース・ドラムの構成が普通だけれど、BIGMAMAはここにヴァイオリンが入っていて衝撃的だった。

この曲をきっかけに、もっと他にも良い曲があるんじゃないかとTSUTAYAで片っ端からレンタルや視聴をし始めた。また今回の企画に参加している、同じ高校の同級生で軽音学部のnanamiが高校卒業してOBライブをする際に、中学の時ヴァイオリンを弾いていたと聴いて、BIGMAMAやろう!と一瞬なったことも懐かしい(笑)


<思い出1曲>

④ ループ&ループ / ASIAN KUNG-FU GENERATION

所属していたバンドで初めてアジカンをやるとなった時の曲。この曲を聴くまでアジカンはほぼ聴いていなかったけど、これを機に聴くようになった。あと高校の時は全然仲良くなかったが、軽音学部のnanamiが所属していたバンドもアジカンをよくやっていて、ループ&ループ、先にやられたらどうするよってバンドメンバーとアタフタしていた笑。単純に聞いたら良いんやけど、あの時は聞けなかった。笑


【2007年 高2】

<軽音学部2曲>

⑤ Rated “U” For Ugly / Zebrahead(バンド曲)

うちのバンドはライブの曲を決める時、バンドメンバーが各自1曲持ち寄る形式だった。だからこそ1回のライブでいろんなアーティストやジャンルの曲をやることになる。高1の時はそれこそ、BUMPや3B LAB☆、B-DASHやORANGE RANGEなどなど、どちらか青春パンク系の色だったが、聴く曲幅が広がり、洋楽も出始めた。この曲は、そんな洋楽にハマりだした時に出てきた曲。比較的簡単なのに他の曲にはないカッコよさがあり、良く多用していてライブで一番多く演奏した曲の1曲。


⑥ もしも君が泣くならば / GOING STEADY(同期の演奏曲)

軽音学部と言えば、まさにこの曲ってくらい人気の曲だったと思う。1個上の先輩がライブでやっていて、先輩が引退してから自分達の同期のバンドが引き継ぐ形で演奏していた。銀杏も好きだけど、ゴイステ、特にこの曲が収録されたアルバム「さくらの唄」は全曲大好きだった。


<影響曲1曲>

⑦ Sing Out Love / UNCHAIN

TSUTAYAの無料レンタルで出会ったのがきっかけ。
CDの1曲目に収録されたこの曲を聴いて、メロコアにはないおしゃれな曲調でUNCHAINにドハマり。高校の時の携帯のメアドも、大学の時に作ったgmailアドレスにも「unchain」と入れた。初めてメアドにいれたバンド名だし、後にも先にもバンド名をいれたのはUNCHAINだけ。今ではあまり聴かなくなったけど、是非聞いてほしいバンドだし、彼らが出しているカバー曲のクオリティは特に高いからおすすめ。少女時代のMR.TAXIのカバーは度肝を抜く。


<思い出1曲>

⑧ 群青日和 / 東京事変 

初めて軽音学部以外にバンドを組んで練習した1曲。この曲が難しすぎて心が折れたのをよく覚えている(笑)目立たないようにしたかったけど、当時も相変わらずのいじられキャラで、バンド名がまさかの「NISHIDE(ナイシャイド)」(笑)。泣きそうになりながら練習したし、こんな難しい曲を作った東京事変を恨んだ。笑


【2008年 高3】

<軽音学部3曲>

⑨ 有心論/RADWIMPS(バンド曲)

うちのバンドと言えば、RADって言われるくらい、いろんな曲をやった。「トレモロ」「なんちって」「もしも」「イーディーピー」「ジェニファー山田さん」とやった中で、有心論は集大成ともいえる曲だった。バンドメンバーでBASSの古谷が、やたら有心論のBASSソロを事あるごとに得意げに弾いているのが今でもよく浮かぶ。最後の引退ライブでも演奏したし、卒業後のOBライブでも演奏していて代表曲だった。


⑩ 素晴らしい世界/LUNKHEAD(バンド曲)

そんな古谷がこよなく愛したLUNKHEADの1曲。彼はBUMPとミスチルを神と扱っていたけど、その2強の神に食い込むんじゃないかというくらいにLUNKHEADを押していた。僕もHIROMI OKUBOもLUNKHEADはliveであまり盛り上がらないこともあり、あまり好きではなかったが、この曲が収録されたアルバム「孵化」は、タイトルにふさわしいくらいの恐ろしい変化を遂げていた。この曲は今聴いても驚くほどのカッコよさで好きになり、ライブで何回かやったのを覚えている。「孵化」の次にリリースしたアルバム「ATOM」もびっくりするくらいのカッコよさでお勧め。


⑪ MONSTER TREE/SHAKALABBITS(同期の演奏曲)

同期のガールズバンドがシャカラビをよく演奏していて、歌が抜群にうまく、シャカラビのukiの歌い方に似ていた。それをきっかけに好きになった曲。「MONSTER TREE」はもちろんのこと、「星空の下で」「ポビーとディンガン」「Pivot」が収録されたアルバム「CLUTCH」は文句なしで捨て曲無しのアルバム。


<影響曲1曲>

⑫Crazy / DOPING PANDA

名前からして微妙なバンドでは?とTSUTAYAであと1枚レンタルする際、いつも敬遠していたドーパン。ただ、ふとしたきっかけでこの曲を聴いてから、それまで聴いていた曲幅が大きく広がった。デジタルサウンドとディスコビートの虜に。今までレンタルを控えていたことに凄く後悔した。残念ながら解散していて、もし観れる機会があれば、迷わずライブに行っちゃうバンドの1つ。


<思い出1曲>

⑬春風/藍坊主

高3の時は、河合塾大阪校と地元の自習室、学校の往復しかしていなかった。そんな受験真っ只中の時にチャリをこぎながら聴いていた曲。ちょうどこの曲が卒業に向けて聴きたくなる曲でもあったので、本当によく聴いたし「がんばろ」って思った。そして、卒業後のOBライブでこの曲を演奏できたのもすごく嬉しかった。



そして実は、大変ショックだったのだが、
高校の時に最も思い入れのある曲のほとんどは
Spotifyには無かった。
そしてyoutubeにも公式音源で上がっていないという悲しさ。。(笑)
どうしても書いておきたかったので
ここのnoteで紹介しておこうと思う。


番 外 編

film / locofrank

高2の時に、石川県のいとこが車でかけていた曲。正直この曲に出会わなかったらメロコアにハマることはなかったと思う。それくらい、メロコアが好きになるきっかけをくれた曲。メロコアバンドは数えきれないほどあるし、良いバンドも多いけど、僕にとっては今でもロコが一番だと思っている。


fool proof / the band apart

初めて耳コピをした曲。そして高2で初めて軽音学部以外のメンバーでバンドを組むきっかけとなった曲。バンアパは当時高校生の僕らにとっておしゃれすぎるバンドだった。カッティング多めでメンバー全員ヘビメタ好きとは思えないほどの心地よいサウンド、一方でゴリゴリのベース音がたまらなかった。大学に入り、当時のバンドメンバーと龍谷大の文化祭でバンアパ観たときはもう、最高としか言いようがなかった。


もしも「みんな一緒に」バージョン / RADWIMPS

実は、「有心論」よりも「もしも」の方がバンドの代表曲にふさわしい1曲だった。多分ライブで一番演奏した曲。困ったら「もしも」やっとけば、観客は盛り上がるという神曲だった。自分達も練習でうまくいかない時は、とりあえず景気づけに「もしも」をやっていた。

最後のライブハウスライブでもそう。学祭の引退ライブでもそう。OBライブでもそう、節目のライブの時に必ずトリを飾る曲だった。


包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ / マキシマムザホルモン

これはおそらく、HIROMI OKUBOにしかわからない1曲(笑)。例の尾崎とcpxの曲と同時期に出会った衝撃的な1曲だった。この曲をきっかけにホルモンを全曲聴くようになり、ホルモン持ち前の中毒性にどっぷりハマってしまった。

昔の曲の方がタイトルや歌詞は攻めていると思うので、「ロッキンポ殺し」ぐらいから遡ってもらえると良きかと思います(笑)


次回はラスト3週目。ここでも一気に変わる感じになりそう。
次回もお楽しみに!!

※TOP画はこちらから

■ 自分史音楽
<中学時代:2003年~2005年>

6/22(月)「中学時代×中二病のお供 - 片想いと思わぬ出会い –」

<高校時代:2006年~2008年>

6/29(月)「高校時代×すべてがスケールアウト」

<大学・社会人時代:2009年~2020年>

7/6(月)「大学or社会人時代×背伸びの変遷」

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