母からわたしへ、わたしから娘へ引き継がれる思考の癖
こんにちは。
未来書き換え自分年表作成講座認定講師の永山由記です。
本日は現在【未来書き換え自分年表作成講座】を
受講中のクライアントさんからのご感想から
ご紹介していきますね^^
『親の親、そのまた親…が引き継いできた価値観を
わたしの親も引き継いで生きてきたのだと思うと
いじらしいような、同情のような
お互い大変だったねえという気持ちになります。
<中略>
親に対して、これまで嫌な面にばかりフォーカスしてきて
自分を被害者にしてきたのですが
親自身もリミッティングビリーフを持って
生きてきたのだと思うと
親にも素敵なところもたくさんあるよな
と思い始めました。
そう思うと、自分自身の捉え方がポジティブになり
心が温かくなりました。』
Rさん、素敵なご感想ありがとうございます。
こちらまで心が温かくなりました^^
辛いご経験もたくさんされてこられましたが
これからは「よくやってきたな!」と
たくさんご自身を褒めてあげてくださいね。
Rさんの講座終了後の変化が楽しみです^^
さて、“リミッティングビリーフ”とは
幼少期からの両親との関わりの中で作られる
思考や価値観のことをいうのですが
ご感想の中にありますように
リミッティングビリーフというのは
親から子へ、代々引き継がれると言われています。
これについて、一昨日起きた出来事をもとに
書いていきますね。
わたしには現在、小学2年生の娘がいるのですが
その子が昨晩、帰宅するやいなや
とーーーってもナイーブになっている…。
話を聞いてみると
『明日の持久走大会が不安…』と。
彼女は、どちらかといえば
順位では早い方に入るのですが
『ちゃんと走れるか不安』
になっていたんですね。
実はこれ、わたし自身も幼少期から抱えていた
思考の癖なんです。
わたしたちは、子どもの頃から
両親との関わりの中で
○○をしてはいけない
○○しなければならない
を知らず知らずのうちに
受け取っていたりするのですが
わたしの場合ですと
『ちゃんとしなくてないけない』
という思考が
幼少期から、特に母との関わりの中で癖づいていました。
この思考の癖が作られたのは
幼少期に遡ります。
わたしの母は、自営業で父の仕事を支えながら
仕事、家事、育児と
ひとりで何でもこなしていくひとでした。
姉も同じく、なんでもきちんとやる
優等生タイプだったのですが
一方でわたしは、いつものんびりマイペース…。
母がいつもやきもきしていたのを覚えています。
『早く○○して』
『ちゃんと○○しなさい』
そう言われることが
子どもの頃はとても嫌だったのですが
知らず知らずのうちにこの
『ちゃんとしなければならない』
を、自分の中に取り込んでいたんですね。
そしてこの思考の癖を、我が娘に
無意識のうちに引き継がせてしまっていたんです。
時を経て、わたしは“リミッティングビリーフ”
という言葉に出会ったのですが
わたしのように、子育てにおいて
リミッティングビリーフが働き
自分を苦しめてきた価値観を
我が子に引き継いでしまていったり
母親と同じような人生を辿っていたり
このようなことが、クライアントさん含め
多くの方の中で起こったりしているように思います。
ですが、このリミッティングビリーフが
どのようにして作られたのか?を知り
その根本にある両親との掛け違いのメカニズムがわかれば
思考の癖が書き換えられ
子育てにも、また仕事や人間関係にも
プラスの変化が起きてきたりします^^
わたしの場合【未来書き換え自分年表作成講座】によって
この『ちゃんとしなければならない』を
娘に引き継いでしまった自覚ができたので
ではどのようにフォローしていたらいいか?
この子がどんな感性を持っていて
どんな言葉に反応して、スイッチが入るか?
を考えられるようになりました。
リミッティングビリーフがどのようにして作られるのか?
を深く知れば知るほど
子どものことがよくわかるようになってきて
子育てが全然違うものになってくると
感じているんですね。
ちなみに、親が子どもに対してリミッティングビリーフを与えない
というのは、ほぼ不可能だと言われています。
だとしたら、既に与えてしまっているとしたら
それをどうプラスに活かしていけばいいか?に
頭を使っていきたいですよね^^
一昨日はじっくりと娘の話を聞き
彼女が“お母さんにわかってもらっている”と
感じられたことで
昨日は、娘は笑顔で登校し
持久走大会では、立派に走り切っていました。
長々と書きましたが
何かの参考になれば嬉しく思います。
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