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野球が終わった中学生は、何をしているか?

見たい、と思っていたチームの練習を観に行ってきました。

そこは秘境のような場所にあるという……
車で「ここが最後のコンビニですよー、買うものあったら買っておいてー」
って言われてから、3・5キロの場所にそのグランドはありました。


神奈川県相模原市の奥地
最寄り駅はなく、
自力で行ったら家から5時間くらいかかる場所。

草木のトンネルを抜けたところに、
中学野球チーム・SKポニーのグランドがありました。

大会を終えた中学3年生って、
いま、何をしていると思いますか?


もちろん、高校受験のシーズンなんですが、
受験勉強をしながら、SKポニーの選手は土日練習を続けています。

「勉強の妨げにならないの?」って思うかもしれないけれど、
意外とそうじゃないみたいで、
みんな週末の野球をたのしみに、平日のあれこれをがんばっている、、、
という感じだそう。

現役選手はメイン球場では大きな大会をやっていて(2月にもうやってるの?)
いとしい3年生たちは奥のサブグラウンドで楽しそうにノックを受けていた。

ノッカーは細見コーチ。
細見さん、いいんですよねぇ。
横浜ベイスターズのドラフト1位で、前回の98年日本一のときに所属していた投手。
元プロ野球選手だけど、
いつも冷静な思考で私のような者にも同じ目線ではなしてくれる。
98年の優勝のときにどこにいましたか?と聞いたら
「ハイサイリーグに行く飛行機の中でした」と。ファームにいたのですね。
8年間のプロ生活は苦労のほうが多かったのかもしれません。


午後からはグランド横の坂道を使ってのラントレ三昧でしたよ~
来るとき車の中でこの坂を「嫌な坂がありますねぇ」と話していたんだけど、
やっぱりここは「魔のゾーン」のようでした笑。

でもいいかえれば、この坂でSK2期生たちの強さが作られたといっていい。
細見コーチ(51←‼︎)が中学生と一緒に坂ダッシュをしてたのにはぶったまげました
こういうところで信頼を得ているだろうな~
子どもたちに触れると、みんな野球少年の気持ちになる。
癒しでしかないです。


ここからは選手たちの表情スナップ

なんか、いい顔してるでしょう?


野球という広場は、中学生たちのサードプレイスなんです。
高校野球を前に、希望もあり、不安もありで
揺れ動く時期だとおもうけれど、
限られた時間をいつもの12人で楽しく、
バカ言い合いながら、野球を愉しんでいるのが伝わった1日でした

半分が神奈川の高校へ
半分が県外へ
ゆく道は自分で選んだ道

寮生活する子も
家から通う子も
自分で選んだ道を正解にしてほしい

高校野球は厳しいぞ~
だけどみんなならやれる。

自信をもって羽ばたいてって欲しいです

写真掲載編…にしようと思ったけど、
なんだかんだで駄文を連ねてしまいました。
失礼

彼らの顔に、
言葉なんていらないよね

実はね、最近は球児パパの熱が高いんですよ。


個性が出てる1枚。反抗期をたっぷり経験して大人になれ〜

また、会いにゆきます。


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