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強迫性障害とのお付き合い-③-高校時代の生活
前回はこちら。
高校時代の症状
高校で本格的に出てきた症状。時が経つにつれどんどん増えていきます。
高校の時の症状例
縁起恐怖(バチが当たるなどと考える)
・寝る前に唱えなければならない言葉がある
・4や9という数字を避ける
・本を読むときに最後の3行を60回読まなければならない
確認恐怖(外出時、火や鍵などを何度も確認してしまう)
・出かける際に火が消えているか、窓は閉まっているかなど家中確認する
加害恐怖(人に危害を加えたのではないか)
・心が読まれているのではないか
・歩いている時に人にぶつかったのではないか
など。
正直、高校の時はこれらの症状に振り回されて強迫行為を行っていた記憶しかありません。しかし、時間と共に増えてきた症状もありましたが、(加害恐怖など)消えていった症状もありました。(縁起恐怖など)
時間によって変化するのかもしれません。
苦しい時期でした。よくわからない症状が出て、自分が理解できなくて。医者にも親にもわかってもらえず。
周りにそんなふうに悩んでいる人がいたら、話を聞いてあげてください。
やっていたこと
特に通院などもしていなかったので、何もしていませんでした。
しかし、「これをしているときは強迫が起こらないな」と思える行動を見つけておくことが大切だと思います。私の場合はゲームでした。
大学受験
正直、あまり話せることはありません。症状の一種に「文章を何回も読み直さないといけない」というのがあったので、それで勉強が滞ったりもしました。また人にぶつかったらどうしよう、という加害恐怖から、塾に行くのも大変でした。
そこで、塾はオンラインにしました。オンラインで教えてくれるので外に出る必要がなく、加害恐怖を感じずに勉強できました。
また、戦略を考えることも大切です。私立大学だと、いろいろな入試方式があるので、自分に合った方式を選ぶことが重要です。(例えば、英語の試験がいらない学校+英検で英語の点数をつける学校との併願など)
さらに、強迫で思うように勉強できない時もありましたが、一日に絶対する最低量(ほんの少しでいいです)を決めておくことで、毎日少しずつでも進めることができ、「今日はできなかった」という自己嫌悪に陥ることも少なくなります。
今回はここまで。何か聞きたいことがあったら遠慮なくコメントしてください。読んでいただき、ありがとうございました。
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