300文字の短編小説をNFTにして売ってみた。
先日、短編小説をNFTにしてオークションに出品したという記事を書きました。
あれから3日経ち、オークションが終了したので結果を報告させていただきます!
○落札価格は?
僕は今回「COMSA」というNFTマーケットプレイスを利用しました。
僕がCOMSAを使った理由は、現時点でほとんど唯一「オールオンチェーン」のNFTが作成できるプラットフォームだったからです。
「オールオンチェーン」とは作品そのものもブロックチェーン上に記録されるNFTのことなのですが、詳しく知りたい方は以下の記事がわかりやすいかと思います!
とにかくほんまもんのNFTという感じですかね。
さて、COMSAでは「XYM」という仮想通貨が価格の単位となります。(現在1XYM=約18円)
気になる落札価格ですが、一番低い1XYM(時価約18円)からスタートし、最終的には…
16XYM(時価約288円)で落札されました!
いや、微妙だなおい!(笑)
「○千円、○万円になりました」「すげぇ!」とか、「0円です」「いや、売れへんかったんかーい!」とかならオチとしてよかったんですけどね〜。
○オークションを終えての感想
正直結果としてはあんまり面白くない数字かもしれませんが、僕としては自分の作り出した300文字に値段がついたということは単純に嬉しかったです。
それに価格が全てではありません。
入札は8件もありましたし、ツイッター上でたくさんのいいねやリツイートをしていただき、温かいコメントも届きました。
これだけ多くの方に興味を持ってもらえたことをとても嬉しく思います。
○小説をNFTにするということ
今回やったことはただ小説を売ったのではありません。僕の書いた小説が、コピーも改ざんもされず、絶対に消えることのない記録としてブロックチェーン上に刻まれたということです。
僕が地獄に落ちた後も、作品はいつまでも消えずに生き続けるって素敵なことだと思いませんか?(誰か、あなたなら天国に行けるよって言ってください)
○二次流通もあるよ
さらにこれだけでは終わりません。
購入者が作品を売りに出せば、いろいろな人の手に渡っていく可能性があるのです。もっと高額になるかもしれません。
もちろんいつ誰が所有していたかということも全て記録され続けます。
自分の作品が代々受け継がれていくようでなんだかワクワクしますね。
ちなみにCOMSAでは二次流通で売れた場合の売り上げの2.5%がクリエイターに還元されます。
これからめちゃくちゃいろんな人の手に渡り、不労所得のように売り上げの一部が入ってきたらウハウハやっぽいですね。
○おわりに
正直、価格については全く期待していませんでした。そこはいいんです。
そんなことよりもやはり反響があったことの方が僕にとっては大きかったです。
いいねやリツイート、コメントや入札の一件一件が身に染みました。
そして僕の大切な言葉たちに永遠の命を吹き込むことができたということがなによりの収穫だと思います。
あ、せっかくなので、まだ読まれていない方はぜひ下記リンクからご覧ください。
もうめっちゃくちゃ面白いです。
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