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メンバーシップ限定最先端ボストン報告②「日本でもやりたい!ボストンの視覚支援の技 〜前編〜」

 これも昨年度と今年度の「シアトル視察報告」や昨年度の「ボストン視察報告」でも何回も紹介していますが、
「視覚支援がハンパない!!」
んですよ。
 日本ではこれだけの量の視覚支援を見ることはありませんし、「その内容も大きく違う」のです。
 日本は「あくまで掲示物」という位置付けですが、アメリカは明確に「視覚支援」として位置付けられているのが大きな違いです。
 例えば、下記の写真を見てみましょう。

1年生の教室前面です。いかがですか?

 これは1年生の教室の前方の写真です。黒板は「もちろんありません」。
 日本に比べて「かなりの量の視覚支援」があることに気づかれますよね。
 「」についても常に掲示してあります。
 左側は「Sについて」という学習視覚支援です。昨日習った「S」について、たくさんの情報がありますね。
 この子と先生は「右側の今日の天気」についてのルーレットを全体で確認した後に、その左側にある男の子のイラストで、「今日の服装は天気に照らし合わせると何がいいかな?」というのを朝の会で確認しているのです。
 これぞ「ライフスキル」を視覚支援で朝の会から子供達に体験させているわけです!
 日本の小学校の朝の会とあまり比べたくないですよね・・・
 このような「視覚支援の工夫」について、今年度の視察で新たに発見したものを何回かに渡ってご紹介していきます。


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