朝活書写No.1477を書きながら、気になる漢字をあらためて書いてみました。
みなさんこんにちは。ご存知の方も多いと思わるツイッター(X)の朝活書写。お題を書きながら、字の形が気になる漢字についてあらためて書いてみましたので、共有したいと思いました。
まず最初に出てくる「彼」の漢字ですが、私が着目するポイントは以下の2点です。
・ぎょうにんべんの払いの向きと、3画目の縦画とのバランス
・皮との位置関係をはかること
ぎょうにんべんの払いは、私は方向を若干変えて書いています。
3画目の縦画の長さは、全体を支えるように力強く書くように心がけています。ある程度の長さを保つと、左払いとの関係で、いい感じにバランスが取れるようです。書における美は、部分と部分、空間と空間のバランスの取り方にあるように感じます。
特に4画目でも左払いがあるので、全体が左に寄る印象にならないように、力強く3画目の縦画を意識して書くようにしています。
4画目は、意外に行書では軽んじられるような印象がありますが、楷書ではしっかり伸びやかに書くことで全体のまとまりが感じられるようになります。
次に「海」ですが、これはバランスが難しいですね。サンズイに対する「毎」の位置関係、毎の中の母の字形が書き手を悩ませてくれます。
毎については、2画目と4画目が並行になることと、「母」の形が台形になることがポイントと自分なりに捉えています。全体的な字の形が六角形になるイメージになるようにバランスを取ると、いい感じにまとまるように思います。きっちり書こうとすると、なかなか難しい漢字です。
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