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エッセイ

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整理整頓を手放してみた

整理整頓を手放してみた

リモコンの位置決まってますか?

リモコンは机の定位置に置き、スマホはその右側に置き、リモコンとスマホの間は約1cmにします。玄関の靴は常に1足だけ出している状態です。お風呂の洗面器は壁に斜めに立てかけ、お風呂用のタオルは使いません。お風呂用の掃除道具は毎回水を切り、洗面所の定位置に片付けます。ハンガーは同じデザインのものを使い、タオルもメーカーは同じ(色は様々)です。

そんな私が整理整頓を手放

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マクドナルドでふける

マクドナルドでふける

集中して文章を書きたいときには大抵マクドナルドに行く。自宅で作業をしているとデスクにおいてあるNintendo Switchから「スプラトゥーンをやれ」という声が聞こえてくるので、自宅ではほぼ文章は書けない。

その分マクドナルドは適度な音とゲームができない環境のため、文章作成に集中することができる。周囲の会話も文章を書くヒントになったりする。

広報誌作成やWEBサイトのディレクションなど、メデ

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普段の頭の中を文章にしてみる

普段から何かを考えてそれを文章や言葉にして伝える仕事を主に行っているが、今日は私の頭の中がどのようになっているのか言語化をしてみる。

言語化してみようと思ったきっかけは、友人と話をしていてどうやら私の頭の中がぐっちゃぐちゃらしいことが分かったからだ。今も別の事を考えながらこの文章を書いている。

並列思考というよりは、集中してひとつの事を考えられないという方が表現としてしっくりくる。なので、頭の

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まわりを気にしない練習

まわりを気にしない練習

以前読んだ本にこんな一節があった。
「結局他人はなにを考えているかはわからないから気にするだけ無駄である」

私はまわりの声や視線にとても敏感だ。

書くとキリがないがこんなことを気にしながら生活している。
人によっては「気にするだけ無駄だよ」という人もいるが、共感してくれる人もいるのでは。

そして普段からゲームの3人称視点のように、俯瞰で自分が自分を見ている。
自分を自分がコントロールしながら

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被害者

被害者

「顧客リストを送ってください」
広報誌の郵送先を追加したいと他部署から依頼があったので、送り先の顧客リストを依頼をするとFAXの送信履歴が画像データで送られてきた。

「???」
とりあえず画像を確認してみると、その送信履歴の中には今回欲しい顧客リストであろう名前が入っていた。

「ありがとうございます。ちなみにエクセルなどで作成したリストはありますか?」
ぐっと堪えてそう依頼をすると確認しますと

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1時間後の電車とベルギーワッフルの誘惑

1時間後の電車とベルギーワッフルの誘惑

まもなく駅に着くという時に来館キャンセルの連絡が入った。

どうやらお子様が体調を崩されたようだ。ちまたでは手足口病が流行っており、きっとそれだろう。

私はウエディングプランナーとして式場を検討している新郎新婦様のご案内をしている。
フリーと言えばカッコよく聞こえるが、いわゆる業務委託だ。

来館キャンセルになると出勤する必要がなくなるため、そのまま家に帰ることになる。
次の電車を調べると1時間

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父の日の存在感よ

父の日の存在感よ

「忘れてませんか?父の日」
定番となったこのキャッチコピーは父の日の存在感の薄さを感じさせる。

母の日が近づくとスーパーなどの店頭にはピンクを中心の暖色系に彩られたブースで、カーネーションをはじめとした母に感謝を送るためのアイテムが並ぶ。
カラーリングも相まってか、晴れた日のお花畑で優しさに包まれたような気持ちになる。子供たちが1輪のカーネーションをレジに持っていく様はとても愛らしい。

一方父

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ご祝儀が1万円の世界

ご祝儀が1万円の世界

ご祝儀っていくら包みますか?大体の人が3万円と答えると思います。「お祝いだから」という気持ちはわかりますが、正直高いですよね。夫婦で列席する場合は5万円、上司なら、親族ならのように相場が決まっています。

60名ご招待して結婚式をする場合、3万円×60名=180万円はご祝儀をいただけるであろう前提で結婚式の費用を考えたりします。「ご祝儀に頼るな!」というおじさんも出てきそうですが、いただけるものは

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癇癪を包み込むゆとり

癇癪を包み込むゆとり

「ばぁちゃん家でお風呂に入る!!!」
3歳になる我が子は、ばあちゃんへの愛が強すぎて自宅に帰るのをしぶりしばしば癇癪を起こす。

声を荒げ泣き叫ぶため、収拾がつかない。自分の思い通りにならず、感情のままに怒っている状況だ。我が子の癇癪は主に「特定の人とお風呂に入りたい」「誰かとバイバイしたくない」という場面で起こる。

癇癪は子供が成長する上で通る道ではあるが、親としても初体験のため中々堪えるもの

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コーヒーのおかわりが欲しいと考えていたらコーヒーが出てきた

コーヒーのおかわりが欲しいと考えていたらコーヒーが出てきた

3人寝ていた。研修の講師をやると話を聞いているかどうかはよくわかる。仕事終わりに研修を入れる会社もどうかとは思うが、こちらも渾身の研修を準備しているので正直起きて聞いていてほしい。

今回の研修テーマは「接遇」だ。病院の研修のため、いわゆる医療接遇という本来はちょっとお固めな内容が好まれるのだろう。しかし研修資料を完成させた時に思う。つまらん。絶望的につまらない。ベタな例えだがまるで校長先生のお話

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