【書評掲載】鈴木規夫『インテグラル・シンキング―統合的思考のためのフレームワーク』:人と組織の力を高める人材開発情報誌『企業と人材』第1135号
今年度4月より、産労総合研究所が発行している専門誌『企業と人材』の書評コーナーの連載を担当することとなりました。
『人と組織の力を高める人材開発情報誌』である本誌ですが、『人を活かす組織づくりのヒント』と題して毎月、関連する書籍を紹介していく予定です。
『人を活かす組織づくりのヒント』を提供する書籍として今回、取り上げたのは一般社団法人Integral Vision & Practice代表理事・鈴木規夫さんの『インテグラル・シンキング―統合的思考のためのフレームワーク』(コスモス・ライブラリー)です。
本書の帯にあるように、現代社会は情報が足りないのではなく、過剰な情報の氾濫の中でそれらをどのように扱うか?が問われています。
そのような状況下で、ある1つの視点を絶対化せずに複数の視点を持つことや、それらを統合的に扱う姿勢を養う上で欠かせない一冊として取り上げさせていただきました。
『企業と人材』は毎月5日に発行予定ですので、書評コーナー以外もぜひ手に取ってご覧ください。
人材開発情報誌『企業と人材』とは?
『企業と人材』は、株式会社産労総合研究所が発行している『人と組織の力を高める人材開発情報誌』です。
発行元である産労総合研究所は、1938年(昭和13年)に創設された労働問題の民間調査機関『産業労働調査所』を前身とする出版社・民間シンクタンクです。
『企業と人材』は1968年(昭和43年)に『社内報新聞』として創刊され、その後『社員教育』、『企業と人材』へと改題を重ねながら、2013年2月に第1000号が発行されました。
産労総合研究所は『企業と人材』の他、『賃金事情』『労働判例』『労務事情』『人事の地図』といった人事労務分野だけではなく、『病院経営羅針盤』『医事業務』など医療介護経営分野における出版を中心に、同分野での調査研究・提言を行っています。
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