【読書感想】『才能の正体』
こんにちは、Yukiです!
今回ご紹介する本は、坪田信貴(著)『才能の正体』です。
坪田さんといえば、「ビリギャル」でおなじみの『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の著者です。
坪田さんは、ビリギャルことさやかさん以外にもいろんな生徒の指導をされてきました。その数は1,300人以上だそうです。
そんな坪田さんが考える「才能」とは何なのか?
今回はこの本を見ていくことにします。
本の紹介
この本を一言で言えば、「才能とは何か、どうやったら才能を手にすることができるのかについての本」です。
坪田さんはによれば、才能は僕にも、これを読んでくれているあなたにも、誰にでもあると言います。
では、そもそも「才能」とは何なのか?その定義について、次のように言っています。
この「能力」が高まっていくと、人よりも飛び出たり、尖ったりする部分が出てきて、やがてそこが「才能」として認められるようになるのです。
能力を高めて、人よりも突出している部分が「才能」ということになります。
ではどのようにその「能力」を飛び出るまで高めていくのでしょうか?
坪田さんによれば、才能があると言われている人達には共通点があると言います。
それは、全員が努力しているという点です。
ただし、ただ単に努力していれば良いというわけではありません。
その人に合った正しいやり方をきちんと選んで努力を積み重ねている、これがポイントです。
多くの人はその人の結果だけを見て判断します。どんな人であっても、結果が出れば「才能がある」と言われ、結果が出なければ「才能がない」と言われる。しかし、その裏にはその人の絶え間ない努力があることを忘れてはいけない、と坪田さんは言います。
まとめると、才能とは「能力」が飛び出た部分であり、その人に合った正しいやり方で努力を積み重ねることで、その「能力」は高まる、ということになります。
以上簡単ですが、本書の内容を説明してきました。
おそらく、この本のタイトルを見て一番気になるのはここじゃないかな?と思ったところを毎回書いています。
もちろんこれだけではないので、気になったら是非読んでみてください!
読んだ感想
まず良かった点について。
才能は誰にでもあり、努力で伸ばせるという点は良いなと思いました。というのも、僕も坪田さんと同じような考えを持っていたからです。
僕も才能は誰にでもあると思います。もう少し詳しく言えば帯にも書いてある通り、才能の"芽"は誰にでもある。しかし、才能という花を咲かせることができるかどうかはその人次第だと思います。
ただしこれは、言い換えれば、「才能」を言い訳にできないということです。「才能がもともとないから」という言い訳をしている人は、自分で自分のことを「私は努力をしていない人間です」と宣言していることになるのではないでしょうか。
才能については議論が分かれるところだと思います。あくまでこれは僕個人の意見です。
あなたはどのように考えますか?
次に、個人的に「う~ん」となった点について。
前半の才能についての議論は良いと思いました。豊富な学習指導経験に基づく的確な考察がなされていたと思います。
しかし、後半の議論については「何を言いたいのだろう?」となりました。特に第3章は「才能のマネジメント」という題なのですが、前半にはあった的確な考察がすっぽり抜け落ちていて、坪田さん個人の経験に立脚した「人生論」を語っているように思えました。
前半良いこと言っているだけに後半の落差が大きく感じました。
ただ気をつけてほしいのは、これはあくまで僕の感想だということです。
当たり前ですが、僕とあなたは違います。僕が良いと言ったからといって、あなたにとっても良いという訳ではありません。逆もしかりです。
あなたがどのように感じるかは実際に読んでみないと分かりません。
これは本のみならず何でもそうだと思います。
その点に注意していただけると嬉しいです。
終りに
『ビリギャル』のインパクトが強かったため、これと同じ位のクオリティを期待していましたが、正直そこまでではありませんでした。
ただ、前半の部分には説得力があったため、損はありませんでした。
出会った本全部が全部、自分にとって良い本というわけではないので、これが普通だろうなと思います。
どんな方法が自分に合っているのか見つけるのは難しいですが、僕も努力を継続していきたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
また、貴重な時間をいただきまして、ありがとうございました!
今後もがんばっていきますので
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