:41才目前のお別れのおはなし:<愛するとは?>
8月8日に「何者でもない・余語輝海展」とゆう名のおうちでの
個展をした。
この表現の約1ヶ月後の今日9月9日、パートナーとお別れした。
これは恋多き女の顔を持つわたしの、パートナーシップとは?
愛するとは?のおはなし。
愛する息子がいる。
彼は9才。
彼はフランス人とのハーフである。
フランス人のひととは、もう何年も前に離婚した。
ゆえに、バツイチである。
バツイチの女の恋愛とは?
パートナーシップとは?
そして、ハーフの子を持つがゆえの、つきあう日本人のひととの
関係性。。だって、ハーフなんだもの。
パッとみて、あ、この子はこのパートナーとの子ではないんだな。
ひいては、バツがついてんだな。
かもすると、この彼氏えらいなぁ、なんてことも、勝手に思われて
想像ついてしまう。
そんなわたし。
ほら、こんな風に。
でもほら。
同時にこんな風に。
これは、息子の9才の誕生日。
同じ空間、同じとき。
こんな、ちょっと、え?と思うような写真が
撮れてしまう。
そう、ふつうやない。
だいぶおかしい。
こんなパートナーシップを、わたしは3年近くしてきた。
だって。
みんなわかり合ってたから。
いや、わかり合ってるように、見えたから。
******
もうすぐ41才になる。
いい大人だ。
そして、母だ。
そして女だ。
いろんな恋をしてきた。
そんなわたしの「最後の砦だ」と思っていたひととお別れした。
そんなわたしの「ツインレイ」だと思いこんでいたひととお別れした。
思いこみは、ときに美しい。
だって、そうだと思ってる自分はしあわせだったんだ。
そのときの、今はね。
*****
その彼ははじめ妻子もちだった。
その彼は正確にゆえば不倫もしていた。
その彼は友だちだった。
そしてその彼の妻も友だちだった。
恐ろしいぐっちゃぐっちゃ感が伝わるだろうか。
でも、本気だったのだ。
だって、ツインレイだったから。
そう、想えたから。
*****
スピリチュアルな世界でゆう、ツインレイ。
ツインレイとは、ツインソウルを超えた。
まさにの運命のひと。
まさにひとつだった魂が、また出遇えた奇跡。
だが、障害はたくさんある。
ほらはじめから障害はあった。
そしてその男は、障害を持ち続けた。
浮気。
裏切り。
うそ。
発達障害。
お金にルーズ。
酒飲み。
酒乱。
DV.
支離滅裂。
マザコン。
鬱。
ここまで書くと、ほんまに不幸な女の道やってきたんやなぁて思う。
不幸の女は、思いこみ激しく。
エゴを捨てたがった。
この現実を受けいれたかった。
それが虚無とも知らず。
そのときの、今は。
****
そうわたしはこれを受けいれてきた。
そうしたら自分のエゴがみえないから。
そうしたら、受けいれてる自分に自己満足ゆくから。
そうしたら、恋をし続けられるから。
そうしたら、ツインソウルと思い込めるから。
そうしたら、自己肯定できた?ように見えるから。
そして苦しんで泣いて怒って
反応を繰り返し。
ケンカして。
殴れどつかれて。
髪をひっぱられ引きづりまわされて。
酒乱を受けて。
なんども息子の前で泣きはらし。
心配をかけ。
息子に救われながら。
その恋が、最後の砦だと信じて、奥底で信じてやまなかった。
その恋が、自分とわたしの中の小さなわたし、インナーチャイルドを
どんなに傷つけてるか。
どんなに泣いているか。
どんなに抑圧しているか。
そんなことに蓋をして。
恋を、楽しんだ。
****
これは、わたしのケジメです。
これは、わたしの記憶です。
これは、わたしの尊厳をまもるために書いている。
ありがとう。
ごめんなさい。
ゆるしてください。
愛しています。
自分を承認する。自分を愛する。自分と向き合い。自己認証する。
この作業を、個展前にズーーーーっとした・
思う存分した。
インナーチャイルドをみて。
おはなしして。
ブロックをみて。
正視して。
ブロックを外して。
親と兄弟との関係性をみて。
思いこみをみて。
全てを許した。
そうしたら。
蓋が開いた。
なんの蓋が?
抑圧されてたわたしの妄想の蓋が。
****
彼はスピリチャリティがあった。
彼はかっこよかった。
彼はいい音を奏でた。
それはわたしの気を開いた。
彼は甘え上手だった。
彼はすてきだった。
彼はウソを平気でついた。
そんな彼にわざわざ騙されてきた。
彼は愛していると、何度も言った。
彼は会うたびにわたしを抱きしめた。
愛しているの言葉は魔法だ。
それを表現しない日本人は多いから・
彼とはいつもシンクロした。
彼とはいろんな相性がよかった。
彼は特別だった。
彼は出逢ったことのない、はじめての人だった。
この矛盾がわかるだろうか?
そういいとこもわるいとこも極にあった。
いいとこだけ、みて過ごそうとした。
お酒を飲み、おかしくなって、いちゃもんつけられ、反応して、
ケンカして、暴力が出て。
それでも。
それでも。
わたしは結局のところ彼をゆるした。
こうやって起こってきたすべてのこと。
すべての時間が。
100%自分の責任なんだ。
だとしたら、このアホにみえる、昭和の耐える女のような
わたしは。
わたしが起こしてること。
わたしの悲劇。
その蓋がやっと開いたので。
やっとお別れ。
長かったね。
でもやってきてよかったね。
でもつらかったね。
いいよ、てるちゃん。
それでいいんだ。
よくがんばったね。
ありがとう。
傷つけて、ほんとうにごめんなさい。
ありがとう。
ここまで、今日別れぎわに自分に言って。
やっぱり泣けたのだ。
*****
新しいわたしはすでにいる。
我すでにグレートハンターなり。
我すでに魂の望みを叶えたもの、なり。
我すでに自由なり。
全部全力で書けたわたしに。
ありがとう。
おめでとう!
祝福を♡