TVを見ない生活
おはようございます。
今日は晴れて気温は12℃というからどれだけ寒いものかと思いながら、植物たちへの水やりでベランダに出てみたら不思議と全然寒くない、どころか妙な温かみを感じる。今週は日中20℃までは上がるみたいだし、この位の気温が続いていくれるとありがたいね。
今日はTVを見ない生活を初めて3日間で感じられる感覚をまとめておきたい。
一人暮らしをしていると、家に帰ると何も音がないので寂しいのもあってなんとなくテレビをつけていた。そこから晩御飯を作って食べて、その後テレビを見ながら携帯いじって、PCでメール見たり調べ物したりしてシャワーを浴びて歯を磨いてベッドに行くまでずっとTVはつけっぱなしにしていた。『これが終わったから今何時だな』みたいな意味合いでも使っていて。
ただ、なんとなく流しているだけでも結局視覚的にも聴覚的にも一番の刺激になっているからふとした瞬間に気を取られているし、常に何か+TVのながら作業をしていて時間を有効活用しているようなつもりで結局集中できていない感覚に気がついた。そして、なんとなくテレビを見続けちゃうことで時間を浪費してしまうこともあってそれで『今日も何もできなかったな』と思う日があると悔しくて、だったら一旦TV見るのをやめてみようかと思い立ち、病み上がりの家に居続けた週末+昨日の平日月曜に実戦をしてみた、という訳だ。
結果的には、とても主体的に過ごしている実感があって手応えはいい感じだ。
最初はいつも流れていた雑然とした音がなくなったことへの寂しさが(急に寒くなった季節感と相まって特に)強く感じられたけど、その分街の音が聞こえるようになった。朝ベランダに来る鳥の声や週末に外で笑い転げたり泣きじゃくっている子供の声、酔っ払いの叫び声だったり、いつも東京駅まで往復してくれるバスの音なんかも聞こえてくる様になった。
それに音だけなら、料理の時に好きな音楽を流しながら作ると、キッチンドランカーならぬキッチンシンガーよろしく歌いながら作れてそれはそれで楽しい。適当なPlay listを再生することで新しく好きな曲を見つけることもできた。
聴覚的な点だけでなく、視覚的なところでもメリットが。
画面の切り替えなど視覚的なノイズがないので、より落ち着いていられて余計な疲れが減った気がする。その分、他の周りの変化にも気が付ける様になって、音と同様に外の変化、例えば夕陽が綺麗だね、みたいなことにも気付きやすかった。
一旦見始めるとズルズルと見続けてしまうTVをそもそも付けないことで、毎日の中での『あれしてこれして』のそれぞれの間が間延びすることが減った気がする(まだ携帯のながら見という強敵はいるけれど)。
無駄なCMに時間を浪費させることもなく、これ終わったら何しよう、と自分で行動を選んで暮らし得ている感覚が持てること、そして今日はこれとこれとこれが出来たという満足感を得られることが大きい気がする。
もちろん家族がいるとそういう訳にもいかないだろうし、大好きな映画を観れる唯一の道具なのでそういった点では、あくまで主導権は自分が持って活用していけるといいんだろうな、と感じた次第です。
自分時間がないな、と感じている方には、ふと自分に立ち返る時間を作るきっかけにできると思うのでぜひ試してみてほしい。
僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。
皆様も、良い一日を。