見出し画像

真珠8:真珠のクオリティ(後編)

おはようございます。
今日は朝から刺すような日差しが注ぐ真夏日を肌で予感できるレベル。梅雨はもう終わったのか…、むしろ梅雨入りしたんだよね?(と思って調べてみたら関東甲信6/21ごろにしてました。)

昨日から真珠の宝石として評価に関わるクオリティに関して学んでいる。
真珠の品質には、光沢、質、色,巻き,などの要素があり,これらは相互に関連し合っている。
後半の今日は真珠の形、サイズ、さらには他のものとのバランスを示すマッチングを見ていこう。

真珠を構成する主要な部分が真珠層であって,球または球に近い形のものが良品とされるが,天然あるいは無核の養殖真珠では,その形が千差万別。

真珠の形状は,ほぼ完全な球形の真円真珠,半球の半円真珠,スリー・クォーター(4分の3円)や,ドロップ(水滴,洋梨形),バロック(不定形)などに分類される。このうち半円真珠とスリー・クォーターは,貝の内側に作られる殻付き真珠である。
ラウンドは養殖真珠において形成するのに最も困難な形なので、当然のことながら最も希少な養殖真珠となる。俗に〈八方ころがし〉と呼ばれる真球の真円真珠が最も高価値となるのが一般的だが,例外として、 きれいなペアシェイプ、オーバル、バロック(不規則に形成されたもの)の養殖真珠は一部の真珠愛好家たちに珍重されている。
真珠層以外の物質を多量に含む真珠は一般に価値が低い。

サイズ

価値を決定する他の品質要素が等しい場合、大きな真珠は希少なので、同じタイプの小さな真珠よりも価値が上がります。小粒のものはケシパールと呼ばれる。

大きさでは直径7mmを大珠,6mmを中珠,5mmを小珠,4mmを厘珠,3mm以下を細厘珠といい,上は8mmは特大珠,9mm以上は超大珠といっている。アコヤガイ養殖では10~11mm珠が限度である。大きな珠を養殖する場合,大きなサイズの核を挿入しなければならないので,母貝に無理が生じ養殖が困難となる。また,花珠の得られる確率も低くなるので,価格はわずかの直径差で当然のことながら大きく上昇する。

マッチング

2つ以上の真珠を使ったジュエリーの場合はそれらのマッチング(連相)も重要となる。
飾品デザイナーは、ユニークな効果を出すために、時には意図的に、色、形、大きさを混合し組み合わせることもあるが、ほとんどの真珠ストランド(糸で通したもの)、イヤリング、または他の複数の真珠を使うジュエリーでは、真珠の品質要素は全て一致している必要がある。


*上記の情報は以下のリンクからまとめています。

https://www.gia.edu/JP/pearl-quality-factor


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。


皆様も、良い一日を。

いいなと思ったら応援しよう!